見出し画像

幼い自分と大人になっていく。

幼さ、感じます。
どうも、酒井なおです。
突然ですが、私の心には”リトルなお”が住んでいます。
あぁ!待って!精神疾患の話ではありません!
妄想でもありません!
本音と建て前のような、人が抱える多面性の一つを
ここではリトルなおとなずけたのです。

私たちはいつ大人になったのか。

皆さんはもう大人ですか?
成人であるということではありません。
私たちはいつ大人になるのでしょうか。
実は酒井、本日で22歳になりました( •̀ ω •́ )✧
つい最近卒業した気がする高校はもう4年前、
昨日まで通っていたと思われる看護学校だって1年がたってしまいました。
成人から早2年。
小さいころ近所に住んでた22歳のお姉さんは、もっとずっと大人に見えた。
年をとり、大人に変わっていくさなか、大人になり切れない気持ち。
目まぐるしい速さで流れる時間に取り残されている部分があります。

おいていかないでよ!と叫ぶリトルなおの存在

大人なら、それくらいは耐えられるだろう?
って時ことじゃないですか。
……わかります?
例えば、部屋で一人で寝る。とか。
小学校で卒業するよね!みたいな話です。
私も一人暮らしを始めて、一人で生活する能力はさすがにつきました。
そうでなくても、もともと実家では一人部屋をいただいていたので
もう何年も一人で眠ってきました。
でも、心の中で二つ結びしていたころの私が叫ぶんですよ。

「やだ!なおはおかあさんといっしょにねる!」

もう私の部屋は父の書斎にしてしまったので、
実家に帰るときは基本的に母とダブルベットに寝ています。
そうすると、リトルなおは満面の笑みを浮かべるのです。
22歳にもなって、お母さんと寝るだけでこんなに満ち足りるものなんでしょうか。
寂しさによわい自分のそういう部分。小さいころから変わっていません。
弟が生まれて嫉妬に狂い、泣いて両親の視線を求めた幼少期。
あの頃から変わらない部分がまだ私には生きています。
要は、寂しいんですよねきっと。

お前はもう大人なんだよ。一人で生きられるんだよ。
そんなに泣いて、恥ずかしい。
ほら、一人で立たないと。

そんな空気にふと気が付いたとき、
リトルなおは叫びます。
「おいていかないでよ!勝手に大人になって!
なおはまだ寂しいのに!お母さんにぎゅーしてってちゃんと言って!
恥ずかしがってないで言ってよ!なおは泣きたいの!」と。

あなただけじゃないよって伝えたい。

もちろん、これを読んで「若いなぁw」と笑っちゃうような、
素敵な大人の皆さんもいると思います。
でもきっと、いつになっても寂しいような気持ちを、
恥ずかしくて解放できない人もいると思うのです。
そんなあなた。
大丈夫。
私も寂しい。
自立なんてできてないし、本当はしたくないし。
もっとお母さんの子供たる私でいたかった。
大丈夫。
そんな私でも、大人のふりくらいやってのけます。
”リトルなお”がいるように、
大人びていたい”おませなお”もいるから。
うまくやってくれますよ。
一面じゃないから、多面性だから。

自分じゃどうにもならないときってあるよ。


それでも、自分の力じゃ”リトルなお”をなだめてあげられないとき、
正直メンタルにきます。
いうことを聞いてくれない子供のころの私が、私の首を絞める感じ。
限界が来てしまったら、やっと素直になってみます。
泣いて、叫んで、
クエ君がうんうん。と私の話を聞いてくれる時、駄々を聞いてくれる時、
スキンシップが苦手な母が私を抱きしめてくれる時、
そんな、大人になりたい私にとって恥ずかしいようなとき、
”リトルなお”を解放できるとき、
心がすっと軽くなるような気がするのです。

よわい、よわい、だけど強がる。そんな私たちだってかわいいじゃん。

上記の通り!
かわいいじゃん!
どんな自分もさ!
自分がいっっっっちばん大事。
そんなわがままな”リトルなお”も
そんなのだめよ!
ほらもっと足閉じて座りなさい!
ってほっぺ膨らませてる”おませなお”も
愛せるよきっと。
慈悲深い”おばばなお"もいるから!

言い聞かせて今日も酒井は大人として働きます。
限界来たら、大好きな人たちに手伝ってもらいながら、
大人もう少し頑張ります。
一緒に大人やってるみんな。
これから大人になろうとしてるみんな。
大丈夫。
大丈夫。
大丈夫。
世界はうまくいくようにまわってる。

それじゃあまた明日。うまく回る世界で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?