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できると思ったらできる。

モンゴルに来て働いている中で感じたことの一つ。
「できると思ったらできる。」とその意味。


世界作業療法士の日がありました。その日に向けてプレゼンを準備して欲しいと言われました。当日から約1ヶ月前に告げられました。
対象は院内職員と患者とその家族です。クオリティは自由。尺の長さも自由。

「告げるの遅くない?」と最初に思いました。
そしてその後の経過も特にモンゴルの方々は焦ることなく日々を過ごしている姿を見て、「やる気あるのかな。」と思ったものです。

前日に私のところへ来て準備の話を始めました。
「舐めてるのかな。」と結構苛立ちを隠せませんでした。

ほぼ投げやりに近いがしかし、専門的な人間でないとその判断がつかないような資料を作っていました。一般の方々が見ても何ら違和感はないと思います。

当日の姿を見て僕はピエロを見ている気分です。あたかも責任を果たしたかのような振る舞いは何とも言えません。
結構盛り上がった終わりを迎えました。



ある日、某大使館で生まれつき障害がある子供についての講義をお願いされました。同じく当日の1ヶ月前です。

「遅くないかな。そして事が結構大きくないかな。」と思いました。
時間もないのでネガティブな事に時間も精神も使う余裕はありませんでした。
ただひたすら当日をより良く迎えるために何をするか。を考える日々。

前日になって進捗状況の確認に来ます。それまでにメールで何度か確認の要請をしていました。
※ここで注意; 発表はモンゴル語です。

当初の話では、僕が資料を作り、担当の現地人がそれを代読する流れでした。
リハーサルもせず、日本のガイドラインを参考にしているので理解するにも時間が必要です。


当日はなあなあな感じで事が過ぎました。しかしこれも専門的な人でなければ気づかない程度の内容だったために、中々に盛り上がって終わりを迎えます。



「終わらせることが大事である。」と、どこかのSNSのCEOが言ってました。

いずれのケースにおいても、モンゴルの方々はできると信じ、どうやったらできるのかだけを考えて、短い時間を過ごしていました。

そのまっすぐ目標に向かって取り組む姿を見ていると、当初は感じていた憤りも治まってきます。見習う事にしました。


できると少しでも思った時は、どうやったらできるのかを出来るだけ考えるようにしています。モンゴルにいると強制的にそうせざる終えませんが。笑


モンゴルの方々が計画的に行動し始めたら、、、楽しみです。