愛される女将から学んだ5つのこと
Garraway Fには、コワーキングなのに「女将」がいます。
「旅館か料亭で働かれていたご経験があるんですか?」という質問もよくいただくのですが、いえ、そうではないんです。
女将の振る舞いには「女将だ!」そう深く頷いてしまう瞬間がたくさんあります。訪れる人々は、その女将らしい振る舞いを目にして、Garraway Fの魅力の一部と認識するのです。
他のコワーキングスペースにはないGarraway F 独自の存在「女将」の振る舞いは、まさにGarraway FをGarraway Fたらしめている、と言っても過言ではありません。
そこでこのnoteでは、私たちコンシェルジュが、Garraway Fに勤めたからこそ学んだ、愛される Garraway F 女将 佐藤加奈さんから学んだ5つのことをご紹介します。
1. まずはやってみること
Garraway Fは、挑戦する人を応援する場所。
だから、Garraway Fもいつも新しいことに挑戦し、進化し続けています。
挑戦すると、思うようにいかないことももちろんたくさんありますが、「まずはやってみて、そこから考えよう」という女将の言葉を思い出して、みんなで力を出し合っています。
そしてもう一つ、素敵な言葉も教えてもらいました。それは「チャンスの女神は後ろ髪がない」という言葉。
今目の前にあるチャンスも、ずっとそこにあるわけではないから、チャンスだと思ったら、まずは飛び込んでみる。悩んでいる間に、気づいたときにはチャンスがなくなってしまってしまうかもしれません。
飛び込んでみたからこそ見れた景色が、これまでにもたくさんありました。
そうすることで、一歩ずつ一歩ずつ、前に進んでいくことができると実感しています。
2.ポジティブであること
「ネガティブからは何も生まれない」。厳しいようだけれど、落ち込んだ時、ネガティブな言葉を吐くのは簡単です。
でも、感情は連鎖するもの。ふとした一言が、チーム全体の雰囲気を変えうるのです。
たった一人でも前向きに振る舞っているだけで、チーム全体がポジティブになっていきます。
だから、いつもポジティブであること!
ネガティブの渦に包まれそうになったら、ポジティブな誰か、ポジティブなどこかに会いに出掛けてみよう!
Garraway Fでは、互いに声を掛け合って、常にそんなポジティブな思いで溢れる場所であることを目指しています。
3.常に謙虚であること
チャレンジしていたり、いつもポジティブだったりすると「すごいね!」と称賛される機会も増えるはず。でも、忘れてはいけないのが「謙虚な心」。謙虚であることが、学びや挑戦のチャンス(機会)を呼ぶのだから。
どんなことにも興味を持ち、学ぼうとすること。常に素直であること。驕り高ぶる(おごりたかぶる) のではなく、今自分の置かれている環境に常に感謝をすること。
女将を見ていて、私たちはいつも、その謙虚さにハッとさせられます。
「無知の知」という言葉がありますが、無知という言葉は少しネガティブな感じもしますよね。そこで私は、「余白がある」という言葉に置き換えて考えてみることにしています。
自分にはまだ見たことも聞いたこともない世界がたくさんあるのだと、ワクワクしてきませんか?
「もっともっと知らない世界を見てみたい!」
自分自身の余白を自覚すると、もっと謙虚に、もっとたくさんのことを学ぶ機会が舞い込んできそうです。
4.先を見据えて行動すること
何も言っていないのに、さっと気がついて手を差し伸べてくれるようなおもてなしをされて、嫌な気持ちになる人はいないはず。ホテルやレストランで、そのおもてなしに心が満たされるのは、そこで働いていらっしゃる方々がお客様の動きを常に見ていて、今考えていることや次にしようとしていることを察して、すぐに行動に移しているから。
数分、数時間、数日先の相手のことを考えて、相手が「助かる」「嬉しい」と感じるようなことを率先してやってみる。
Garraway Fでは、Garraway Fを会場にイベントを主催・共催したりする機会もあるのですが、女将は誰よりも周囲を広く見渡し先を見据えて動かれ、私たちコンシェルジュに的確な指示やアドバイスをくださいます。
それは対面でのおもてなしだけではありません。
テキストメッセージでも「どんな情報を受け取ると次の行動を移しやすいだろう?」と考えて送ったメッセージは、そうでない場合と大きく異なります。実際にやってみて、相手のことを本気で思いやって行動することは、チームのパフォーマンスを上げることにもつながると実感しています。
5.愛を持って接すること
「愛」というと少し重たいかもしれません。
でも、女将の行動や言葉からは、やっぱり「愛」を感じます。
まず、笑顔で出迎える姿。Garraway Fは日々、さまざまな方が訪れる場所。どんな方にも笑顔で「ようこそ」「よくおいでくださいました」と、心から歓迎の意を伝える女将はいつもキラキラしています。はじめて訪れた人であっても、どこか安心感をもつことができる「愛」を感じます。
次に、聞く姿勢。「謙虚であること」とも通づるかもしれませんが、話をしている時も、常に目を見て頷きながら話を聞いてくださる姿から、真摯に向き合ってくださっていることが伝わってきます。
そして、「愛」を持って接するのは、相手が人である場合に限りません。
Garraway Fのような「場所」や、そこにあるすべての「もの」にも愛を持って接することで、一つ一つの所作が変わってきます。
持ち物を大切に扱っている人や綺麗に食事をする人を見て、日頃の行動や考え方もきっと丁寧なのだろう、と感じたことはありませんか?
それは、目の前にしているものを丁寧に扱っている様子を見ると、人に対してもきっと同じように、丁寧に愛を持って接する方なのだろうと推測しているから。
思っている以上に、人は行動を見ているもの。Garraway Fでは、女将の言葉通り、コンシェルジュは常に見られているという意識を持つように心がけています。そうすることで、一歩ずつでも、普段の所作が変わってきているのではないかと感じています。
おわりに
いかがだったでしょうか?
愛される「Garraway F 女将」から学んだ5つのこと。
女将の魅力を分解してみて、改めて学びに溢れていました。
振り返ればとっても基本的なことで、小さい頃から大切なこととして教えてもらってきたはずなのに、それを大切に続けることができている人は実はあまり多くない。
だからこそ、それができることはとても価値のあること。
そう、女将の姿からいつも学んでいます。
ぜひ愛される女将と、そんな女将のもとで学んでいる私たちコンシェルジュに会いにいらしてください。Garraway Fで、お待ちしています。
執筆:Garraway F コンシェルジュ 髙田理世
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