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#3 『こころの処方箋』 河合隼雄 / 新潮文庫 1998

「人のこころなどわかるはずがない」
「ふたつよいこと さてないものよ」
「イライラは見おとしのなさを示す」
「心のなかの勝負は51:49のことが多い」
「ものごとは努力によって解決しない」

仕事で行き詰まっていたころ。
週に一度は涙を流しながら帰宅してました。
(自動車通勤だったので好きなだけ泣けた)

朝の通勤時に涙が抑えられなくなったとき
これはいよいよマズい、と感じて。

このストレスをどうにかしなくてはと。
自分が壊れると本気で思って。

そしてたどり着いたのが
『こころの処方箋』でした。

冒頭の5つが、私の好きなフレーズです。

【読書メモ・感想】


半分諦めたような、半分茶化すような
淡々としながら、奥底にあたたかみのある
そんな語り口の、軽く読めるエッセイ。

仕事だけでなく、家庭や子供の問題にも。

悩みに寄り添ってもらえる本です。
でも結局、解決は自分にしかできないから。

自分で納得のいくまで、考えて、試して
上手くいったり諦めたり距離をおいたり
そうこうしているうちに別のことに気を取られ
こころが軽くなっていくのかな。
日にち薬というのは
こころの傷にも効くのか。

私にとってはこのnoteへの投稿が
つらかった記憶に区切りをつけて次へ進む
最後のステップになりそうな気がしています。

ではまた。

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

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