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【月刊/NISA】資産運用通信簿 2024/04(Vol.007)


【Notice】本記事は過去に他媒体にてリリースされた投稿を再構成したものです

プロローグ(NISA は堅実志向の方向け)

新しい年度が始まりました。
止まる事無く流れてゆく時間の中には、1年、1年という区切りの内にもさらに大小、様々な節目があります。
日常生活ではそういった区切りを意識して計画を立てたり、あるいは例年、ある節目が何かを始めるトリガーになっていたり… というのもよくあること。

しかしながら NISA 、特につみたて投資枠での運用に関しては、一度決めたら黙々と続ける、というのが王道のスタンスです。
ほったらかせと言うと少し語弊があるものの、自分の考えにも運用を取り巻く環境にも変化が無ければ、何年にも渡って積立の内容が変わらないのは至って普通。
重要なのは向き合い方で、刈り取りの時期は出来るだけ先を想定した上、見据えたその収穫期に大きな果実が実っていれば良い… と考える、心の余裕が大事なのです。
NISA はアリとキリギリスでいうところのアリさん向け、堅実な方の為にあるツールだということ、これからもしつこく伝えていきたいと思います笑。

それでは 2024年3月末日 時点の運用実績、いってみましょう。

2024年 3月 31日 時点の運用実績

①資産推移

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  • つみたて投資枠は年間120万、月額10万ずつの積立(買付)が上限

  • “取得額” は、これまでに買い付けた投資信託の買付総額

  • “評価額合計” は、買い付けた投資信託の現在の価値を示す

  • 評価額合計が取得額を上回っていれば、運用状況として利益が出ている状態。この見込利益を “含み益” と言う

  • 上記、逆に損失が出ている状態であれば、その見込損失を “含み損” と言う

  • “評価損益” は、取得額に対する評価額合計の増減の具合を記した数字。含み益なら赤い字、含み損の状態に陥れば青い字になる

  • 評価損益のカッコ内、%の数値は “評価損益率”。例えば100万円投資して125万円になっていれば25%、50万になってしまうと-50%

  • 最新の運用成績として、これまでの投資額(300,000円)に対し 27,180円 の含み益(赤い字)が出ており、その結果、評価額合計が 327,180円 と増加

  • 含み益は前月の 14,365円 から約 12,800円 増えて 27,180円に、直近の評価損益率は 4.88% ⇒ 7.18 ⇒ 9.06% と伸長を継続中

②保有商品一覧

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  • 全世界株インデックス(ACWI:アクウィ)に連動する投資信託を集中買付

  • モニター目的で S&P500 指数に連動するファンド、新興国指数に連動するファンドを小額買付

  • 評価損益は現状、どの投資信託もプラスになっている(含み益が出ている)が、その利益率は異なっている

③積立設定(決済方法変更/買付ファンドを追加)

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  • 今月より毎月8日、クレジットカード決済のみで10万円分を一気に買い付ける設定に変更

  • 積立設定変更のついで、今月よりモニター目的の投資信託を追加。日経平均に連動するインデックスファンド
    ※あくまでメインの買付は全世界株インデックス連動型、当面は方針変更の必要も無い認識


エピローグ(積立設定に関するお話)

今月の最後は積立設定に関連するお話。
前述しました通り、今月より毎月の投資額である10万円、全額をクレジットカード払で買い付けるよう変更しました。
今まで、クレカ払が出来るのは月5万円まで、というのがいわば国のお達しだった訳ですが、現行 NISA のつみたて枠が10万円まで拡大したのを受け、その制限が10万円に緩和されたんですね。
クレジット払の魅力といえばやはり、各カードに応じたポイントが付与されるという点。
まだ NISA を始めていない人にとっては難解な内容ですが、ネット完結型証券4社のポイント付与率をまとめた表を作成しました。
まずはザっと眺めてみて、ご興味があれば各社のニュースリリースもご覧になってみて下さい。

大手ネット証券4社のポイント付与率一覧

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クレカ積立増額(10万円)を知らせる各社のニュースリリース

SBI 証券

楽天証券

マネックス証券

au カブコム証券

X(旧 Twitter)ではさらに踏み込んだ話や、時にはクセの強い持論を書き殴っていることもありますので笑、宜しければプロフィールページのリンクよりチェックをお願いします。

それでは来月の通信簿もどうぞお楽しみに。

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