"超優秀"フリーランスマーケター30人の本音大公開！「業務委託のリアルな実態」

こんにちは、バティです！

みなさま突然ですが、マーケターが、「フリーランス」に転向するケースが増えていることをご存じでしょうか？
「フリーランス」といえば、エンジニアとかだよね？と言われることも多いのですが、
弊社の別事業部でもフリーランスのエンジニア派遣をやっていることもあり、そのイメージを強める一端を担っていたかもしれません。

数年前は、マーケターのフリーランス化が主流になると想像していなかった方も多いと思うのですが、エンジニアさんと同様、マーケターさんたちも続々とフリーランスになっているのが現状です。

「マーケターがフリーランスになる理由は？」「なぜ転職ではなく独立なの？」など、マーケターを採用したい企業様からもよく質問をいただくので、エキスパが独自に調べてみました！
フリーランスマーケター活用の参考になれば嬉しいです！

【徹底調査！】フリーランスマーケターの実態に迫る！

今回、当社に登録してくれているマーケターさん5,000人の中から、ランダムで30人の方にヒアリングさせていただきました。

今回の30人の方とは実際にお話したこともありますし、超優秀で納得のスキル保持者なのですが、統計を取るとどんな感じになるのか気になって調べてみました！

ヒアリングした対象者の主な属性

・マーケ経験年数

・出身業界

総合して代理店、次にメディアが多いですね。そこで3年以上、5年〜10年も働いていれば確かにスキルもつきますし、独立してやっていくには十分だろうなと思います。

・toB ot toC

toB toCについては両方経験されている方がほとんど。
やはり業界歴が長くなれば経験も豊富ということですね。

・年齢層

年代は20代〜30代がボリュームゾーンですね。これはエンジニアの方も同じで、チャレンジしやすいタイミングと言えるかと思います。

実際、独立できるほどのスキルがついて、ずっとその会社に正社員として所属するというのはむしろレアケースかもしれません。

もちろん経歴を売りに、独立よりも転職を繰り返す方もいますが、採用は取り合いですし、1つの企業に所属するとなると年収もかなりお高いと予想されます。
優秀な方にきて欲しいけれど、正社員として雇う体力がないというケースもあるので調整が難しいですね。

アンケート内容と回答

Q.1 フリーランスになったきっかけは？

1位：自身の能力で生計を立てられると考えた
2位：自分でやってみたいという気持ちが強くなった
3位：正社員だとやりづらいと感じた

Q2. 一つの会社に所属しているだけでは得られないスキル・知見は得られたか？

こちらは予想通り、肯定的な答えがほとんどでした。

実際にヒアリングさせていただいた中で具体的に上がったものは以下の通りで、多様な業界経験、柔軟な問題解決能力、経営視点の強化、ネットワーキングと自己ブランディング、最新トレンドへの敏感さ、タイムマネジメントと自己管理能力、直接的なフィードバックと成果の実感などなど、知見やスキルが広がったと実感されていらっしゃる方が多かったですね。

Q3. 正社員からフリーランスになって良かった点を教えてください。

1位：自分の好きな時間に働ける
2位：ライフワークバランスの充実
3位：収入が上がった

やはり、正社員からフリーランスになって良かった点は、まず柔軟な働き方だと思います。

フリーランスの場合、働く時間や場所を自由に選べるため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能となります。それによりワークライフバランスが向上したとおっしゃられていた方も多かったです。

一方で、たくさん働きたいと思えばその分働けてしまうので、多様なクライアントやプロジェクトに携わり、プロジェクト単位で報酬を得るため、正社員の時よりも働く時間を長くすることで収入が上がったケースもございます。
もちろんそれによって、さまざまな業界や市場の知識を得ることができたり、スキルの幅が広がったり、収入以外にもマーケティングの専門知識を深められたという方もいらっしゃいました。

Q4. 正社員からフリーランスになって悪かった点を教えてください。

1位：収入が安定しにくい
2位：税務等々の処理
3位：一人の時間が長い

やはり、フリーランスになって悪かった点は、収入の不安定性があるようです。プロジェクトやクライアントの状況に左右されるため、安定した収入が得られないことも当然発生します。
（当社でも何か改善できないかよく悩むところです。）

Q5. やる気の出る案件、環境を教えてください。

1位：上流工程からアサインされる
2位：裁量を持って業務にあたれる
3位：伸び代のあるブランド責任者など

フリーランスとして独立される方の多くは、経営や事業戦略など上流工程から対応可能な方が多く、自分にとって興味深いテーマに取り組み、挑戦的なプロジェクトに参加することでやる気が出るといった傾向がありそうです。

先の柔軟な働き方、ワークライフバランスのような環境も大事だし、成長や自己実現につながる仕事が選べることもかなりのウエイトを占めているようです。

Q6. フリーランスとして案件を受託する際、外部の人として扱われることで動きづらかった経験を具体的に教えてください。

1位：情報が共有されない時
2位：全体像が見えづらく、部分最適になってしまう
3位：Slack（他にもChatworkなども同様）一部のチャンネルしか解放されない

フリーランスの方から、

• 以前、フリーランスとしてプロジェクトに参加した際、社内のチームメンバーから情報共有や意思決定に外されることがありました。

• 会議や情報のやり取りが社内メンバー中心で行われ、外部としての立場からアクセスが制限されることで、効果的なコミュニケーションや意思決定に参加しにくかったです。

といったお話を何度か聞いたことがあります。

フリーランス側からもなかなか言い出しにくいのもあり、本当はもっと力を発揮してもらえるのに、情報が閉ざされてしまっていることで依頼内容の範囲内でしか動けないなんてもったいないですよね。

このような時、お互い直接言いにくいことは、当社のようなエージェントが間に入って調整させてもらっているのでご安心ください。

「もっと早く言ってくれたらよかったのに〜」というくらいの話もあれば、細かなすれ違いもありますし、第三者が入ることでよりスムーズに進行できることも実は多かったりします。
エキスパではお客様へフリーランスの方の紹介だけでなく、フリーランスの方に依頼する事業会社側でもあるので、どちらの感覚もよくわかります。

エキスパでは紹介したら終わり。ではなく、フリーランスの方に実力を最大限発揮していただき、企業様により貢献できるようサポートさせていただきます！

Q7. 正社員としてマーケターをやっていた時に嫌だったことを教えてください。

1位：成果のためにやる事が増えても、収入が上がらない
2位：正社員は浅く幅広く。フリーランスは一部のところを深く
3位：正社員は業務範囲が狭い、スキルが発揮できない

回答をまとめると、もっとトライしたいのにできない、もしくは時間がかかり過ぎる。と思ってマイナスが蓄積されていったようです。

これも個別にヒアリングした話なのですが、正社員としてマーケターをやっていた時に嫌だったこととして、
「上司やチームメンバーの意見や方針に縛られ、自分のアイデアやクリエイティビティを発揮できなかった。」
「施策をやろうにも煩雑な社内承認プロセスで意思決定が遅い。」
「目的が明確ではない謎の業務が存在してモチベーション下がる時がある。」
などのコメントをいただきました。

フリーランスに限らずですが、なぜそれを行う必要があるのか、業務の目的をしっかり伝えることはお互いにとっても重要ですね！

Q8. フリーランスになってからの成果の出しやすさを教えてください。（正社員時代と比べて）

1位：自分の得意領域を選ぶことで成果を出しやすい
2位：複数の企業、業界に携われるため、施策の幅や実行力が上がったこと
3位：仕事だけにフォーカスできるのでコミット力が上がったことです

フリーランスになってからの成果の出しやすさは、自分のスキルや能力を直接活かせることが大きいです。ある程度参加するプロジェクトは選べる状況なので、自分の強みや得意分野に集中し、クライアントのニーズに合わせた提案や施策を柔軟に展開できます。

また、フリーランスという不安定な環境により、仕事に対する責任感や自主性が高まり、成果を出すモチベーション自体も向上したというコメントもありましたし、定型的な業務や組織内の制約が少ないため、イノベーションや効率化を促進し、成果を迅速に出しやすくなったというコメントもありました！

Q9. フリーランスと正社員の両方を経験して、どちらの方が働きやすいですか

働き方としては、フリーランスの方が働きやすいと感じる。という意見が圧倒的ですね。

そうだろうとは思ってましたが、こうして実際にアンケートをとってみるとフリーランスの方が収入等は不安定な部分はあれど、意欲的でチャレンジングなマーケターさんにとってはフリーランスの働き方に魅力を感じているのだと思います。

Q.10 今後もフリーランスとして続けていきたいですか？

こちらも圧倒的に、「はい」が大多数を占めます。

ここまでの回答を見ると、フリーランスがよくて、正社員だと働きにくい。というように見えてしまったかもしれませんが、そのようなことは決してなく、
「マーケター」という職種の場合、フリーランスという働き方が魅力的だと感じられるケースが多く、実際成果も経験も得られスキルも発揮しやすい”環境”にあるということなのかなと考えております。

優秀なマーケターさんがフリーランスへ転向されるケースが増えている今だからこそ、フリーランスマーケターの活用もぜひ視野に入れてみていただけたらと思います。

「どんなフリーランスがいるの？」
「うちでもフリーランスの活用ができる？」などなど、
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