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【ドラマ感想】0.5の男 第一話

0.5の男
最初にタイトルとサムネを見た時は、主人公が全力を出さずにのらりくらり過ごしていく日常を描いた物語だと思った。だってサムネをみてごらんよ、ほんに気の抜けた顔をしてるんじゃもん。
実際は二世帯(親家族と姉家族)と一緒に暮らす無職の物語だったと気付くのは始まって数分たった後である。
気付いてまず思ったのは、え、ネトフリ君、俺が無職だからこれおすすめしたの…テクノロジー怖…だった。
なんとなく気持ちが萎えてたところ、例のシーンが出てくる。
そう、ネトフリのホームにちょろっと流れてた「まっくろくろすけシーン」

「わさわさわさわさ~~」と言いながら扉をそーっと開ける無職おじさんが姉家族の娘とばったり会って言われる第一声が「えっ、きも」なの、あまりにも僕好みだった。こういう日常に溢れる小さいコメディとても好きなんだよな~。このシーンのおかげもあって、どんなにつまんなくても最後まで見てやろってなった。そんくらい好き。

その後、姉家族が親家族のところに引っ越し、無事2.5世帯暮らしが始まっていくんだけど…
やっぱり環境の変化もあってか、みんな何かトラブルを抱えてていっぱいいっぱいの様子。特に友達と疎遠になり新しく入った学校にも馴染めない思春期真っ盛りな娘は家族にあたりまくり。そのタイミングで運悪く接触してしまう主人公。そのせいで二人の仲は溝が深くなるばかり…カナシミ
普通の物語なら主人公がふてくされて次回に続く感じだけど、この作品は違った。主人公がすぐに気持ちを持ち直し、伝えようと頑張っているところで次回にもっていく。これが気持ちよかった。そうそう、主人公はこうでなくっちゃね。
気持ちのいい作品であることを確信し、期待しながら第二話へ。


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