#32 「会いに行くのが最上級」について書こうとしたら、自分が全く会いに行けてなかったオタクだった

 自分の推しメンのあおまること江﨑葵さんが所属するグループ「虹色の飛行少女」のメンバーの天音りくさんのツイートがたくさん拡散され、地下アイドルまとめにも取り扱われ、賛否の声をもらっている。現在アイドルが広まるためにはSNSが重要だ。そのことについて自分の考えを書こうと思ったがそもそも自分自身が先月11月12日「虹色の飛行少女新体制お披露目ライブ」まで自分が推してる人全体でも約8ヶ月くらいライブも舞台も行けてなかった。最上級ではなかったのでとやかく言える資格無いとも思いつつ、考えることを書きたいと思う。

天音りくさんのツイート

それを揶揄した地下アイドルまとめのツイート

それに対する天音りくさんの反応

 超個人的な考え、願いとしてはアイドルに数字の話を出した、生々しい話はしてほしくない。集客勝負やイベント名に大きな名前(@JAMやMARQUEEなど)が付いているなど、大きなステージに繋がるかもしれないときは、数字の話を多少はすることでアイドル側とオタク側で一緒に向かう感が出ると思う。ただ冷たいことを言ってしまえば通常オタク側に数字のことは関係ない。アイドル側は職業、オタク側は趣味であり、そこにはどうしようもない距離がある。オタク側はライブや特典会にアイドル本人やグループ自体に興味を持ったときに行くと思う。ずっと好きなアイドルでもオタク本人が会いたい、行きたいと思って行く。自分は興味や好きが原動力になっている中で数字の話は逆にネガティブなイメージを与えかねないと思う。また、SNSなどから頑張っている姿、応援したくなる姿を見る。しかし、うまく言えないが数字の話が出ると、なんだか現実に引き戻されるような感覚がある。アイドルがかわいい姿、輝いている姿、頑張っている姿を見せている。「姿」を見せているところに、職業としての数字が飛んでくる感覚。キラキラな生徒から慕われている先生をイメージしているところに先生のリアルな労働環境の話が飛んでくるような感じ。例えが下手くそだが、できればアイドルには苦労は見せても生々しくはあってほしくはないと思う。

 (書きながら思ったのは数字の話に嫌な印象を持つのは自分自身が高頻度でライブに行けてない、かつたくさんライブに行くことが正義だと思っているからでは、、、)

 また、天音りくさんはどうかはわからないが、ブランディング、キャラクターとして現実的な話をよくしていくなら、それはそれで一生懸命さが伝わり、他のアイドルとの差別化になると思う。一貫して続ける場合ありだと思う。

 地下アイドルまとめのツイートについては、かなりひどいと思う。必死に頑張っている人を揶揄する。アイドル現場を全く知らない人なら一万歩譲ってまだしも、地下アイドルの現場を知る人が、多くのフォロワーを持つアカウントがこのようなツイートをするのが非常に悲しい。ただそういうアカウントとというのも理解していますが、正直悲しいです。

 最後に久しく会いに行けてなかったオタクとしては、「会いに行くのが最上級」は至極当然だと思う。自分が想像できる遠方のオタクができることはSNSでのいいね、リツイート、コメントなどの拡散が中心。それは会いに行っているオタクもできること。そしてグループにもよるが地下アイドル、ライブアイドルが1番中心の活動の場はやはりライブだ。加えてリアルのライブである。なので、「会いに行くのが最上級」が現実だと思う。それを理解した上で、なかなか会いに行けないオタクは行けるとき、行きたいときに行くのが1番だと考える。

 

 できるなら東京に住んで無限に会いに行きたい、、、、、

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