コトコ

6年前、地元の保護団体が主催する里親譲渡会に参加して、一目惚れして我が家に迎えたのがコトコ。
体重3㎏の小さな女の子です。

譲渡会ではゲージがいくつも並んでいて、ゲージの中に2～3匹ずつ入れられて、当時はコロナもなく人もたくさんいたので、もともと狭い会場はすし詰め状態だった。

こういった犬猫の譲渡会に参加するのは初めての経験で、いたたまれない状態に気圧されて、一番隅のゲージに寄りかかるようにしゃがみ込んでしまった。
そのゲージの中に、兄弟猫と一緒に3匹でニャーニャー大声で鳴いていたのがコトコでした。

lineで家族に「可愛いでしょ～」と画像を送ったら、主人も子供たち二人も「？」な反応。
毛色はグレーで、なんちゃってロシアンブルーをかもしだし、直角に曲がった鍵しっぽも自分の身の上を主張している感があった。
何より私の心をわし掴みにしたのは、頭頂部にピンと立ち上がったアホ毛の束。
写真ではよくわからないかもしれないが、たんこぶもないのに6年経った今でもアホ毛は健在で、アンテナのように常にピン！
何らかの電波を受信しているに違いないのだ。

末っ子気質のコトコは、先住猫のハルや老犬のポロンともすぐに馴れてくれれました。
我が家のアイドル的な存在です。