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小さいおじさんと小さいおばさんのその後(京都編)

先週の土曜日から2泊3日で京都へ行ってまいりました。
詳しい内容は👇をご覧ください。

かいつまんで説明すると、今年の3月に京都旅行をした時、2日目のホテルで小さいおじさんと小さいおばさんに遭遇しました。その日以来、ずっと髪が絡まるという現象が起きていて、毎日ではなのですが、2~3日に一回、朝起きると2本の髪が固結びされているのです。それも数か所、時には蝶々結びも。
私はショートヘアでパーマも掛けてないので、髪が絡まることはほとんどありません。きっと京都での出来事に由来していると思い、再び京都へ赴くことになったので、是非とも小さいおじさんと小さいおばさんにお帰り頂こうと思いました。

結果から報告しますと、帰宅してからというもの、髪が絡まることはありませんでした。
最初に遭遇したのを最後に、その後小さいおじさんと小さいおばさんを見ることも声を聞くこともなかったので、あれはひょっとして夢だったのではないかと自分を疑うこともあったのですが、無事に京都にお帰り頂いたなと、感覚的なものですが確信があるのです。

今回、京都では色々と連れて行っていただいて、きっと自分一人では行くことはないだろうというコアな場所に行くことが出来ました。
それが、ヘッダー画像に使っている『恵文社』です。
京都の閑静な住宅街の中に突然現れる、京都の古民家を改装した造りで、まるで幻の本屋のような外観です。
本好きな人、文学好きな人は必ず行った方が良いです。
何時間でも留まっていられる心地よい場所でした。
何せ、廃盤の本が新品のままで置いてあるのです。
取り扱う本のレパートリーも豊富で、陳列の配置も店主のセンスが伺えます。ネットではなかなか探し出せないようなお宝ものの本も、目の前にあります。
欲しい本を手に取ると、あれもこれもと際限がなくなりそうで怖くなるくらい。自宅のテーブルの上や本棚の中にある積本の数を思い出すと、手に取った本をそっと元の場所に戻していました。

帰宅してからは仕事の時以外はずっと読書三昧。
創作大賞にエントリーされているnoterさんの作品を読むのも楽しいです。
私が今読んでいる作品は、先日ここで紹介したdekoさんの『北風のリュート』

穂音さんの『花畑お悩み相談所』
寝たきりで意識のない孫から次々届くメールを巡って謎解きが展開する。
意識不明状態の悠人くんを騙ってメールを送ってくるのは誰か?
赤ずきんちゃんや七匹のこやぎの物語りに込めたメッセージが何を言おうとしているのか?
気になって読み進めています。



とき子さんの『メリー・モナーークin大原田』
母親が癌を患い余命宣告を受けてしまう。その後の家族の反応とか行動がコミカルではあるのですが、実話のようで共感できるし、なんなら私も家族の一員なったような、さわやかな気分で読み終えました。



吉穂みらいさんの『眠る女』
連載がスタートしたばかりだけど、最初から引き込まれてしまいました。
私も一時期、主人公の葵ほどではなかったけど不眠症を患ったことがあったので、他人ごとではないように思えました。
行方不明になった時生の心の中も、今後の展開に盛り込まれるのかどうか楽しみです。






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