【Apex Legends】FPS経験0から2ヶ月で2000ハンマーx4を取った方法②

今回の記事は特にどのレベル帯に向けて、ということはありませんが

「どうして他の人はあんなに早く上達出来るのか分からない」
「こんなにプレイしているのにどうして自分は周りと比べ下手なのか」
「解説動画は沢山見てるのに何故か上達しない」

といった悩みを持つ方々にとってクリティカルな内容かなと思います。

1. 初心者同士でもスタート地点が異なるということ

周りを見渡せば自分よりも上手い人ばかり、というのはPvPの常です。
中には友人と同時期に始めたにも関わらずあっという間に実力差をつけられてしまった、という経験をした人もいることでしょう。

不思議に思ったことはないでしょうか。

共にFPSは未経験、知り合いにアドバイスをくれるFPS上級者がいるわけでもない。どう見てもスタート地点は同じ・・にも関わらず

「何故、あの人は自分と同じ初心者なのに上達が早いのだろう」と。

ここで「自分はセンスがないから」「あの人はセンスがあるから」という方向に考えてしまう人はちょっと早計です（実際、本当にセンスのある人からすればどちらも大差ないという見方をされることがほとんどでしょう）。

もちろん個々人のセンスに依る部分も無視は出来ないのですが、それ以上にFPS初心者の上達速度を左右するのが「PvP経験の有無」という要素になります。今回はそのあたりについて少し詳しく触れていきたいと思います。

2. FPS初心者であってもPvP初心者ではないということ

まず、私の場合2ヶ月で2000ハンマー4つでした。一般的に見て上達の早い部類だと思います。しかしながらこの結果は（残念なことに）FPSのセンス云々とは実は全く無関係で、格闘ゲームで培ってきた経験を活かした結果だったりします。

言うまでもなくFPSとはまるで畑違いのジャンルであり、不思議に思う人もいるかもしれません。が、この二つには「対人戦」を主眼に置いたゲームであるという共通点があります。

どちらも相手が人間である以上勝つために必要な考え方は自ずと似通ってくるもので、知っていることで有利に働く共通の知識が実は沢山あります。

・ゲーム外で得られる情報の重要さ
・相手の嫌がることを考えることが勝ちに直結すること
・相手も上達していくジャンルであるということ
・「考えてプレイする」という言葉の意味
・他人と比較することの無意味さ

上に挙げた例はそのほんの一部ですが、Apexの攻略を始めるにあたりこういったゲーム知識以前の部分で重要な事柄を深いレベルで認識していたことがスムーズな上達の一助を担っていたであろうことは疑いありません。

その点で言えば私はPvPの経験が全くない人や、経験はあっても大会で上位入賞するなど「やり込み」というレベルにまでは達したことのない人達に比べると幾分有利なスタート地点にいたと言ってよいでしょう。

要するにPvP歴の長いプレイヤーほど効率よく経験を積む方法を見つけるのが上手いのです。少し具体的な話をしますと、PvPで初心者がやらかしがちな失敗の例として下記のようなものがあります。

・知識がないのに調べず独学で非効率な練習を続ける
・下手糞なのに高難度のテクニックやキャラ（弱キャラ含む）に固執する
・攻略情報を盲信しレベルに見合わない取り組みをしてることに気付けない

私の場合こういった手合の問題群を

「だって上手くなりたいのにそんなことしてたら効率悪いじゃん」

と経験則で自然と回避出来るので余計な時間を割くことなく最短距離で上達する道を模索する事に注力出来たという訳です。

逆に言えばこのようにPvP経験者には考えるまでもないことでもそうでない人にとっては実際にその行動に移す前に立ち止まって考える必要がある、ということでもあります。

FPS経験0から2ヶ月で2000ハンマーx4を取った方法④の記事中で私が「頭を使ってプレイするのが大事」という言葉を「雑魚でも下手でもいいけどバカは駄目だ」と解釈しているのはつまりはこういうことなのです。

今回は有料記事となります。
なぜ初心者同士で上達速度に極端な差が出るのか、その理由の一つとしてPvP経験の有無を取り上げましたが、この先では彼等との差を埋めるには何を知り、どういった思考力を身につければよいかを解説していきます。

PvP経験者は単に経験則で「知っている」というだけで決してセンスがいいわけでも頭がいいわけでもないので、そのあたりの知識を盗んで似たような考え方さえ身に着けてしまえばその差を埋めるのはそれほど難しいことではありません。

普段中々言語化するようなことのない内容で中々書くのが大変だったのですが、FPSに限らずあらゆるPvPが上達するためのロジックを詰め込んだ唯一無二の記事になったと自負しています。この先もお付き合いいただければ幸いです。