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GANGSTERS部員インタビュー

GANGSTERS部員インタビュー第2弾

ケガに苦しんできた下級生時代から、慣れないポジションへのコンバート

4回生DB小畑廉(都立桜修館出身)がアメフトに取り組む上で、そして普段の行動の中で、大切にしていることとは。

1.頭を使って


 4回生DBの小畑廉は大学でアメフトを始めたことで、より一つのことを成功させるために頭を使い、自ら考えて行動するようになった。「高校までずっとサッカーをやってきて、その頃は、言われたことただやるだけだった。自分で、こうしたい、こうしようと思うことは少なかったと思う。」アメフト部に入り、西村大介前監督の教えのもと、足りないと感じた点に対して自分で考えて練習を行うようになった。組織の規模も大きいからこそ、その中で試合に出ようと思うと人と同じ選手ではいけない、自分はどこで勝負するか?ということを下級生のころから必死に考えて取り組んできた。

2.変化を恐れない

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そうして努力を重ね、認められるようになってきた小畑だったが、下級生のころは巡ってきたチャンスをなかなか活かせなかった。原因は、あと少しで試合に出られるというタイミングでの怪我だった。「自分の中で『なんとしても試合に出たい』という気持ちが強く、それが最初の目標でもあったので本当に悔しかった。同期が試合に出て活躍しているところを、スタンドやサイドラインから見ることしかできないことが苦しかった。」と話す。

怪我に苦しんできた中で、大きく変わるきっかけとなったのは、2回生の冬にWRからDBにコンバートしたことだ。それまでにも何度かコンバートは経験していたが、当時はWRとして勝負したいという思いも強かったという。「最終的にはポジティブな感じでしたコンバートだったけど、同時にある意味背水の陣のようなところもあった。ここで活躍できなかったら無理だな、もう後はないなという思いで、新しいポジションで頑張ろうと思った。」DBとして臨んだ初めての試合・2019年春の九州大学戦、フィールドに入って3プレー目で小畑はインターセプトリターンタッチダウンを決めた。

3.諦めない心と周囲への感謝


小畑に普段行動する上で大切にしていることを聞いた。「一度自分で決めたことを簡単には諦めないということ。大学受験のときから、目標を達成したいという気持ちが揺るがなかった。もともと余裕のある成績だったわけじゃないけど、『京大に受かりたい』と一度決めてからは『やっぱりやめよう』と思ったことはない。偏差値が30台だったり、判定が悪かったりと、成績が振るわなかったときも諦めない気持ちを持ち続けたから、合格できた。その時の経験があったから、今でも、諦めずに努力を続けていればいつかは報われるのではないかと思うことが出来る。」

そしてもうひとつ大切にしているのは、親の教えでもある『感謝の気持ちを忘れない』ということだ。「どんな些細なことにも『ありがとう』と言うことを心掛けている。普段当たり前のように感じていることも、本当は凄く恵まれてることだと思う。部活が出来ることも、コーチやスタッフ、スポンサーの方などの支えがあってこそで、当たり前じゃないんだなと。」その中でも特に感謝しているのは『家族』だという。「経済的に支えてくれたり、いつも気にかけてくれたり。迷惑かけっぱなしで、まだその感謝を返せてないなと思う。だからこそ頑張っている姿を見せたいし、結果という形で恩返しできたらいいなと思う。」

4.未来の京大生へメッセージ


 最後に未来のGANGSTERSを担う後輩や京大を目指す高校生に向けたメッセージを聞いた。「大事なのは何事も自分の決めたことを簡単に諦めないってこと。スタート時の成績が悪くても諦めずに努力を続ければ結果は出る。それから、身の回りの人への感謝を持つこと、自分一人で頑張れてるわけではないってことを忘れないでほしい。」また、新たな挑戦をすることも恐れないでほしいと話す。自身も以前は変化を嫌っていたが、実際コンバートを経験し、新しいことを学べる楽しさや日々成長できる実感もあったという。「思い切って挑戦すればなるようになる。なにごとも挑戦し、諦めなければ、いつかはいいことがあるんじゃないかな。」

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