親子ゲームについて
私は小さな頃に、目が悪くなるからという理由でテレビゲームをすることを許されなかった世代です。
ファミコン、スーファミ、プレステ初期が思春期に跋扈していました。
それをやらせてもらえないというのはなかなかストレスでしたね。
まぁ外遊びももちろん楽しかったんですが。
結局中学頃にもなれば、親の言うことばかりを聞くわけではないので、お年玉とかを溜めてプレステを手に入れ、部活や勉強、趣味の合間はだいたいゲームをしていたように思います。ドラマとかよりゲームの方が好きだったように思います。
特にRPGとかが多かったのですが、そこから学ぶボキャブラリ、物語の展開の面白い、つまんないと感じる点など、僕にとってゲームは学びの泉でした。努力すれば強くもなるし、その報われる点も好きですね。
今のようにオンラインでつながるということはなかったので、ゲームの仮想空間内でのコミュニケーションは今でもうまくできないのですが、これからの子どもたちにとっては重要なつながりの一つにもなる気がします。
親としてこどもと一緒にゲームをやる中で感じていることを綴ってみたいと思います。
ゲーム賛成派
まず、僕自身ははっきりとしたゲーム賛成派です。
スポーツも大好きですが、努力だけではどうにもできないフィジカルの差ってあるよなぁというのは僕自身が何度もバレーボールで感じてきたことだったりもするので、勉強や部活、習い事だけを子どもたちにやらせるのは反対です。
ゲームの内容にもよりますが、自分の意図を現実に反映させる力、ストーリーを予想する力、戦略など、いろんな要素がゲームクリアのためには必要で、それらを一つずつ見に付けながら進んでいくんです。
楽しい、は大事
なぜ子どもがゲームをやりたがるのかといえば、間違いなく楽しいからだと思います。
僕はモンハンライズとかモンハンストーリーズを子どもとやりますけど、
息子の方が知識が豊富で、このモンスターは何が弱点だとか、どう立ち回るのがいいとか、どの環境を利用すればいいとか、超サポートしてくれます。
それは、ゲームを一緒にやる時に備えて、自分のプレイやYoutubeなどで事前勉強をしているからです。
わからないことを特定して、それを納得がいくまで調べる、というのはある種、学問と通ずる部分があるように思います。
楽しいと思えないことを強制的にやらせることよりも、楽しいに夢中にならせるほうがはるかに時間の価値が高いんじゃないかなと思います。
楽しいしか勝たん
ローマ字を子どもに覚えてほしいなと思い、プリントをやらせてみようとしても全然気乗りしません。子どもにPCの操作を教えようとあれこれ考えて、やってきてもいまいち興味を示してきません。プログラミング教室もあまり肌に合わないようです。
しかし、モンハンで倒したモンスターを毎日Googleドキュメントに打ち込んでみる、というのをやらせてみると、バンバン打ち込んでくる。
しまいには手書きで書いた学校の日記までPCに打ち直そうとしてくるようです。
ある程度のスピードまで来たら、
とかやらせてみようと思います。
結局、子どもでも、大人でも楽しいしか勝たんのです。
(使い方あってるだろうか、しか勝たんのとこ・・・)
制限
一方でゲームは身体能力(特にスタミナ的な部分)に関係ない分、やろうと思えば、どれだけでもやれてしまうという中毒性があるのは事実だと思っています。
子どもの状況に合わせて、一定の約束のもとでやるのが理想的なんじゃないかなと思います。
終わらせ方が肝心
例えば、時間を30分と決めた場合、ゲームの都合もあるので、強制的に30分でガチャッと切らせるのはいまいちな気がしています。
「どれくらいで終われんの?」と聞くと、だいたい5から10分程度で終わるものです。
能動的に終えられるから、満足度も高いように思います。
その伸びちゃった時間は翌日短くしようねって言えば、抵抗なく受け入れてくれます。
楽しいものは楽しい。
だからその楽しいものと親から見て必要なTodoをどうやってつないでいくかが重要なんじゃないかなと思います。
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