ガンバ・ルーン

普段はドット絵を描いている人。 ここは戯言の掃きだめ。 X(旧ツイッターURL) h…

ガンバ・ルーン

普段はドット絵を描いている人。 ここは戯言の掃きだめ。 X(旧ツイッターURL) https://twitter.com/ganba_rune

最近の記事

学校

義務教育の関係上、だれもが学校に通ったことがあるはずだ。人によっては高校、大学、大学院とさらに長い年月通うこととなるだろう。筆者も当然学校に通っていた。 学校はとにかく気楽であった。責任が発生しないから、学ぶだけだから、と色々と考えた。そして一つの答えにたどり着いた。その理由は「何をすればよいのかが明確であった」ことだ。何を学ぶべきか、どのようにするべきかは教科書や教員の言うことを模範とすればよかった。つまり、「自分で選択する必要がなかった」のだ。それだけなのだが疲れ方が大き

    • 最適化

      現代の世の中では「コスパ」が重視されていることが多い。無駄なことを少なくし、コストを抑える。そうすることでより効率良く楽しむことができるという理屈だ。筆者も無駄は好きではない。容易に削れるのであれば削りたい。 しかし、それはあくまで個人で動いている場合に限る。集団で動いているとそうはいかない。集団で行動しているときに個人が無駄を省くと他の人が無駄な行動をしなければならない事象が発生する可能性がある。個人の最適化を行った結果、他者の行動に無駄が出ては意味がない。全体での最適化を

      • 風鈴

        暑い夏になると風鈴の音を想起する。涼しく感じるための方法として確立されているからだ。といっても筆者は風鈴を設置していたことはないのだが。それでも常識、知識としてそのようなことは知っている。しかし風鈴の音を分解してみると単純にガラスを金属棒が叩いているだけだ。それで涼しいと感じる感覚はどのようにして培われたのだろうか。いつも不思議に思う。このような文化がない人からするとチリンチリンとうるさいと感じるのだろう。暑い中となりでカンカン音を立てて物を叩いている人がいるのと同じ状況なの

        • 炊飯器

          日常的にお世話になっている家電、炊飯器。筆者は毎日白米を食べたいので重宝している。食事による幸福を享受できるのは炊飯器のおかげといっても過言ではない。 そして難しいことを考えずとも、お米を準備してボタンを押すだけでおいしく炊くことができる。常に一定の基準でものが作れる、これは工業、技術の発展の終着点といえる。大変ありがたいものだ。 そして一つ疑問がある。それは保温だ。1日保温した程度ではご飯の味や色に大きな変化はなく、そのまま食べられる。これはなぜなのか?一般論で考えると保

          人脈

          今の時代、外部に委託したい作業や仕事は委託先を探せばそれなりに見つかる。その情報でもって依頼することがあるだろう。そのような状態では人脈に対して価値を見出せないかもしれない。しかし、実際にはとても重要なものだ。そもそも人脈は金銭で買うことはできない。なぜなら人脈とは個人、または集団に対する信頼でもって担保されるからである。そして人脈は困ったときに即座に相談できる相手を確保しているのだ。依頼するときに色々と探す必要がない、これは大きな利点となる。そして依頼した結果もある程度信頼

          仕事熱心

          飲食店で食後、食器を返却口まで返す作業が必要な店舗がある。それ自体はなんら問題ない。しかし、時間がずれ、自分しか客がいないようなときは少し困る。店員さんも暇しているのか、こちらの動きを見ている。食事を終え、食器を返却しようとすると返却口の近くでやや待機状態になっている。もちろんあからさまではないが、それでも明らかに待機している。特段こちらに非があったり、不都合があるわけではない。それでも少し警戒してしまう。動物はじっと見られていると緊張すると言うがそれに近いのかもしれない。

          こだわる

          筆者はこだわりが強い。と思っている。正直、こだわりが強いのではなく、何事も理由がないと自信をもって行動に移せないだけだ。要は小心者なのである。 よくあるこだわりが強い人は納得がいかない、もっとよくできるという向上心がそうしているのだろう。筆者もそうであればよかったのだが、現実はそうではない。自身の小さな心を隠すための理論武装でしかない。この感覚は非常に悪い。何か行動に移すときに無駄に時間がかかってしまうだけでなく、労力がかかってしまうのだ。適切な取捨選択ができていない。また、

          うたた寝

          家でゆっくりとしているとついつい寝てしまう。そしてそれは主に夕方だ。気持ちが良く、ゆっくりできたと実感できる時間だ。 しかし、夕日が差し込んでいる中眠ると筆者は必ずと言っていいほど金縛りにあう。寝ていると意識だけがはっきりとし、体が動かない、そういったものだ。金縛りの一番不愉快な点は寝返りを打つことができないことだ。おかげで体は違和感にまみれる。といってもそれぐらいなのでたいしたこととは思っていない。 初めのうちは不愉快に思い、面倒くさがっていた。しかし、慣れてくるといつも

          店員さん

          販売店舗には店員さんがいらっしゃる。当たり前だ。物を売り、商品の説明をするためだ。よくある話で「服屋の店員が話しかけてきて少し面倒くさい」というものがある。筆者もそのうちの一人だ。服は自分が着たいと思ったものを着るため、流行りのものを教えられても時間を無駄に感じるだけだ。質問事項があればこちらから伺う。そっとしておいてほしい。 逆に家電販売店ではどんどん話してほしい。製品の特長や比較を適切に述べてくれるおかげで購入するものの選定がとても捗る。おそらく性能という客観的な特徴を述

          一直線

          何か面白いことを見つけるとそれをしばらく続けてしまう癖がある。ゲームや本など、面白いと思うとそれ以外の事に手がつかなくなってしまう。あまり褒められた癖ではないが、面白いとついついやってしまう。もちろん、やるべきことはやっているため、周囲に迷惑はかけていない。はずだ。そして終わるまで飽きずに続けることができる。しかし、自分にしか影響が出ないことは蔑ろにしてしまうことがある。食事や家事をおざなりにしてしまうのだ。 面白いものには魅力がある。その魅力に魅了された結果なのだ。製作者

          擬態

          自身とは異なった種族、種類を真似て自身の存在を偽る行為、「擬態」。基本的には自身を守るために行う行為であり、生きるための方法だ。実際、擬態をしている生き物を見てみると全く見分けがつかないことがある。 人間も基本的には擬態している。社会という集団になじむために、他者から警戒されないために。信頼関係を築き、後々擬態を解いていく。それでもすべてを解くわけではない。警戒されないギリギリを意識するのだ。 そして最近はその擬態をしない人がいる。自身を偽ることが嫌なのだろう。思い切りが

          申請を受理する

          何らかの集団に属していると行動に際して申請をしなければならない時がある。申請する場合には「ハンコを押すだけじゃないか。早くしてほしい」という考えが出てくる。逆に申請を許可する側は「確実に判断したい」と思う。 申請を許可するということは何かが起こったときに責任を取る、ということだ。許可したにもかかわらず、問題が発生したときに知らぬ存ぜぬは通用しない。それゆえに安全かどうか、無駄でないかどうかに気を配るのだ。もちろん、警戒しすぎると現場の動きが鈍る。そのような人間は概ね仕事が遅い

          申請を受理する

          百聞は

          何事も聞いてばかりではいけない。想像だけではいけない。推測だけではいけない。実際に目でみて、触れることが重要だと思っている。もちろん、それは簡単なことではない。時間や場所、金銭が必要になることもあれば、危険を伴うこともある。それでもできることは少しでもやったほうがいい。 実際にやってみると思わぬ苦労や難しさがある。逆にやってみることで想像よりも簡単であることも往々にしてある。これらを知っているかどうかが人生経験と呼ばれるものなのだろう。 何事も用心することは大事だが用心しす

          壊れる

          電子機器は突然壊れる。そして壊れたときに修理が難しい。壊れた部分が目に見えないことが多く故障箇所を確認するだけでもそれ相応の知識がいる。音や熱はもちろん、色、においなど正常な状態を知りつつ、異常な状態であることを知らなければならない。これは慣れが必要な作業でありこれだけでも現場ではありがたいと思える技術だ。慣れている人は当たり前にやっている作業だが、見様見真似でやってみるといまいち確信がもてず、結局確認を依頼することとなる場合が多い。 電子機器は突然壊れるため、壊れる前に買

          図書館

          筆者宅から頑張れば行けるぐらいの距離に図書館がある。行くには正直面倒くさく、気軽にはいけない。稀に気持ちが乗っているときに行く程度だ。それでも行きたいと思えるほどに面白い場所だ。 図書館に行くと言うと「本を買えばいいじゃないか」と言われる。それはその通りだ。お金がある限り購入はできるためそちらのほうが良いのは間違いない。しかし、筆者の家は無限にあるわけではない。興味がある本をそのまま購入し続ければ家は本にまみれ、ほかのものが置けないような環境になることは目に見えている。それを

          イヤホンのケーブル

          有線のイヤホンを使っている。しかし煩わしいと感じている点が一つだけある。線に手が引っかかることだ。これがとにかく不愉快である。少し伸びをするとき、本を取るために手を伸ばしたときなど、細かな動作の時に発生する。発生するたびに少し嫌な気持ちになってしまう。 ならば無線イヤホンにすればよいではないか、とも思った。無線イヤホンを色々と試したがどうにも気に入らない。優先イヤホンと同じような音質で聞こうとすると数万円のものを買う必要が出てくる。そこまで気合を入れたいとは思わない。そして

          イヤホンのケーブル