食べログの訴訟問題から改めて考える:最強の集客方法
はじめに(食べログの評点って気にしますよね)
こんにちわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。
先週、「食べログの評点に関する訴訟」が話題になりました。
利用者の立場からすれば新しい地域や場所で店を探すときって、食べログの評価や並び上位というのは気にしますよね。それだけに、飲食店(集客する側)の立場からすれば、食べログの評点というのは想像以上に気にすべき要素なのだと思いますし、その要素が裁判という形に現れたのだと思います。
この問題から、集客方法に関して思うところがありましたので記載してみました。
1.食べログのようなネット集客も必要だが・・・
飲食店に限らず、会計事務所もそうですが、潜在顧客や初めての顧客を獲得しようとすると、食べログとか、SNS集客という方法が一つとしてあがってきます。
経営するうえで、どうやって潜在顧客に認知されるかを取り組むことは重要なのだと改めて認識します。
しかしながら、今回の食べログの評点で話題になったのが、「評点はアルゴリズムで算出した点」とあるため、自分でコントロールしにくい要素があることも否めないです(僕はコメントが単純平均されたものだと思っていました)。
食べログやSNS集客は重要な集客手段であり、取組べきとはいえ、コントロールできない要素に左右されてしまうというリスクは考えないといけないことを認識させられました。
(話題になったのがアルゴリズムの変更でしたが、ネット荒らしや店荒らしやいわれのない誹謗中傷のような事例で点が低くなることもありえますよね)
2.改めて最強の集客方法って(既存のお客様を大切にする)
僕の事務所も一から立ち上げた事務所ですので、お客様のほとんどは最初は新規のお客様です(ネット集客にも力をいれているので、ネットのお客様が多数です)。
しかしながら、ネット集客は上記の問題点があるため、なんだかんだ最強の集客というのは、「既存のお客様を大切にする」ということなのだと実感しています(オーソドックスに経営では言われていることですが)。
3.既存のお客様を大切にするにはどうしたらいいのか
過度にサービスをせよということではなく、僕はこういうことなのだと感じています。
・お客様に自分のサービスをきちっと理解してもらう
・継続的に関与していることを武器に、お客様のニーズをくみ取り、ニーズへ貢献できるところをきちっと示す
・お客様と提供側で、ほどよいコミュニケーションがとられている(お互いの立場から、ほったらかしにしない)
こうして「リピート」されることが何より集客として最強なのだと感じたところです(新規集客も大事だが、新規集客に手を取られて既存のお客様を大切にしない経営者は頭打ちになるということ)。
4.既存のお客様を大事にすることで生まれるもう一つの最強集客(紹介)
「リピート」に並んで、最強なのが「紹介」です。
紹介する側からすれば、紹介される人を双方知ったうえで紹介するわけですから、いい加減なことはできません。受け取ったほうも同様です。
既存のお客様を大事にすることで、既存のお客様から口コミで紹介されることは、食べログとかネット評判より確度が高い集客といえます。
既存のお客様だけではなく、「紹介」はいろんなチャネルからうまれます。
以下のような人脈も大事にしたいですね(私もこのすべてではないですが、このようなチャネルからお仕事いただいたりしています)。
・前職の同僚
・前職のお客様
・同業団体
・学校の同窓生
・ビジネススクールなどの受講同期
・近所のコミュニティ
・趣味の会
・地域の交流会
食べログの問題から思ったことを書いてみました。
ネット集客も僕は力いれていきたいですが、何より既存のお客様を大事にする(リピート)、周りの人間関係を大事にする(紹介)というのが改めて経営で大事なのだということを実感させられました。
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