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【65】感情のないロボットになることで、あなたの人生はどんどん加速する。


今回は、感情のないロボットになる遊びのお話です。

日々生きていると、何かやらなければいけない作業がありますよね。

これを魔法にでもかかったかのように無意識にやるという遊びです。

ロボットというのは「失敗したらどうしよう」というようなことを考えることも、自意識もありません。

報酬に左右されることもなく、ロボットはただそれを淡々とやるだけなので、行動する前にあれこれ考えることもありません。

私は週に1回トレーニングに行くと決めていますが、この時に「雨が降っていて寒い」とか、「家の中にいたら快適だ」とか、「トレーニングに行ったらどう感じるか」とか、「疲れて明日の仕事が・・・」とか全く考えず、ただロボットのように動くという遊びをしています。

これが一番長続きする秘訣です。

頭を使うことは確かに大切ですが、場合によっては何も考えないことも大切です。

何も考えないでただ動くということをぜひやってみていただけたらと思います。

私は仕事の機械的な処理をするとき、感情のないロボットになる遊びをしていますが、これの面白いところは、頭を使わずに淡々と作業をしていると、なぜか全く疲れません。

おそらく「疲れ」というものは、作業中に浮かんでくる考えそのものが疲れを引き起こしているのではないかと思っています。

例えば、パソコンに向かって作業している2人の人間がいます。

1人は仕事をしていて、もう1人はネットサーフィンをしています。

どちらの人も長時間やっているとしても、不思議なことにネットサーフィンしている人は疲れません。

やっている労力自体はほぼ同じなのに、ここまで疲労感に落差があるのは、おそらく感情の質が違うからだと思います。

感情のないロボットになることは、ある種非人間的なテクニックですが、遊びとして使うと時としてかなりの威力を発揮します。

世の中の人たちはよく「悩む」ということをしていますが、この「悩む」ということ自体に解決能力はありません。

もし悩むことに解決能力があるとするならば、ずっと悩んでいる人がどんどん成功していく世の中になってしまいますが、そんなことはありません。

悩んで解決するなら僕も悩みますが、悩むことに価値はありません。

なので、感情のないロボットになるという遊びを楽しんでいただけたらと思います。

もし、周りから見られる環境でこの遊びをするとどうなるかと言いますと、周りから「なぜそんなに淡々とやり続ける事ができるのか」とびっくりされると思います。

周りに人がいるとかなり高確率で言われるので、本当に面白いです。

感情のないロボットになり切っていると、休憩すらいらなくなりますので、少し退屈な作業にこの遊びを使ってみてください。

ということで今回は、感情のないロボットになって遊んでみようというお話でした。

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