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建築と環境の架け橋:面接で浮かび上がった問題意識と志のギャップ

これは以前noteを書いていた時に「これは俺がズレていたのか?」と改めて疑問に思ったため書きました。



私は某国立大学の受験で面接があり、それの対策を考えていました。
建築とは何か、建築学部に入りたい理由、入ったらどうしたいか、どんな学生生活を送りたいか等、調べて出てくるものは片っ端から箇条書きにしてそれに対する考えを書きました。


Q:建築学部に所属したらどんな事を学び社会に貢献したいですか。


みなさんはこれを面接で答えるとしたらどう答えますか。
私が受けた大学は、都市計画にも力を入れた建築学部でした。
また、当時私は建設現場で予定より多く発注したものをコストを重視して廃棄していると言う現状に目を向けて、環境問題と今後の建築についてのあり方を変えていく必要があると思っていました。
その事を踏まえて、都市計画と言う大規模な建築資材が動く現場で環境について考えて、そう言った現状を変えられるよう学んでいきたいと考えていました。

その考えがとんでもない言葉を引き出しました…

面接当日


緊張しながら会場に向かい、面接練習したものを読み返して何となく頭に入れました。
本番、面接官は2人いて、対策していた質問も多く聞かれ胸を張って答えることができました。もちろん初めての質問もありました。

その中で『Q:建築学部に所属したらどんな事を学び社会に貢献したいですか。』が聞かれました。私の対策していたものの一つです。
堂々と胸を張って先程書いた内容を答えました。
面接は突っ込まれることが普通なので、それに対しての対策もある程度していました。

しかし、それを言った後面接官の頭の上には?が浮かんでいました。


面接官A「うちの大学で建築と環境について学び、社会に貢献したいと言う事でしょうか?」

私「はい、現段階ではそのように考えています」

面接官A「本当の建築学部に入りたい理由はなんですか?」

(入りたいきっかけについては質問済みなのできっかけではない。)

私「先程も言ったように、建築業界では多く発注して廃棄される廃材が問題になっ…」

面接官A「んー🤔」

面接官B「建築と環境はまぁ関係ないからね、別分野だから」

その後のことはもう覚えていません。強いて言うなら「合格したら頑張ってください」の一言です。

その後


もちろん結果は不合格。別大学に入学しました。
一年前のことなので悔しさは無いですが、その言葉を忘れず今日まで建築を学んできました。
一年生ではその土地の環境にあった住宅を設計しました。さあ、建築と環境は関係なかったでしょうか。

どう言った意図で「建築と環境はまぁ関係ないからね、別分野だから」と言ったのか今でもわかりません。本当にヤバい大学だったのか。それとも私を気に食わなかったのか。それだけは聞きたいです。


建設業で働いている人にもその事を言うと、本当にそんな事を言われたのかと疑われます。本当です。
誰かなぜこう言ったのか何となくでもある方は教えて頂けると今後の学びに生かせるため、コメントよろしくお願いします。

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