日常の物理学Part10!引力による潮の満ち引き!!
りんごが木から落ちるのは重力が働いているからですね。
ニュートンにより万有引力の法則が発表されて、質量を持つ物体はお互いに引き合う力を持ちます。
地球上のものは、地球の質量が大きすぎるため、地球に引き寄せられているわけです。重力はあまりにも日常のことすぎて、普段から意識する人はいないですね。
一方で、宇宙には質量の大きい天体がたくさんあります。
太陽とか。
月とか。
それらとは引力で引き合いながら運動をしているわけですが、これを日常で感じる時があります。
それが、海の潮の満ち引きです。
潮汐とも言いますね。
なぜ潮の満ち引きがあるか不思議に思うことはありませんか?
これは、太陽や月の引力によって、海水が引き寄せられているからです。
月の方が地球に近いため、主に月の引力による影響が大きいです。そのため、月の引力に合わせて、潮が引き寄せられて満潮になったり、干潮になったりします。
規模が大きいので、ここに慣性力や地球の自転による遠心力などが絡み合って動きます。
潮の満ち引きで大潮がありますよね?
これは、月だけでなく太陽の引力も少なからず受けるので、月と太陽の引力が合わさる時に、大潮になります。
海を見ていると、壮大な力が働いていることを見ることができます。
これから夏になると海に出かける方も増えると思いますが、潮の満ち引きで引力を感じてみてください。
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