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ゲームいきものレポート(水の生きもの)

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ゲームに出てきたいきものについてのレポートです。
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2024年5月の記事一覧

【レポート】オウムガイ――ゲーム世界で一番人気な気がする「生きた化石」

いきもの名:オウムガイ 
学名:Nautilus pompilius

【登場するゲーム】

 オウムガイ目オウムガイ科のオウムガイ。頭足網であるため、イカやタコの仲間でもある。ノーチラスという船を意味する名前も持っていて、アンモナイトに似たその見た目は「生きた化石」の代表格ともいえる(厳密にはアンモナイトとは別の種)。
 ゲーム世界では……圧巻の登場回数だ。これでもまだ氷山の一角だろう。note

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【レポート】アメリカザリガニ――赤い体が美味しそうに思ってしまうのはなんでだろう

いきもの名:アメリカザリガニ
学名:Procambarus clarkii

【登場するゲーム】

 十脚目(エビ目)アメリカザリガニ科のアメリカザリガニ。食べ物の話になるけれど、エビが好きだ。クルマエビとかを加熱すると色が変わって赤くなるのが好き。生より茹でたり炒めたりするほうが好き。アメリカザリガニを見るとそういうエビのことを思い出してしまい、食べたことがないのに「美味しそう」と思ってしまう。

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【レポート】オニヒトデ――食べれないし、毒があるし、たくさんいるし

いきもの名:オニヒトデ
学名:Acanthaster planci

【登場するゲーム】

 アカヒトデ目オニヒトデ科のオニヒトデ。ヒトデといえば星型だが、このヒトデは手がたくさんある。もはや森のように手が伸びていて、少し怖くもある。このオニヒトデは毒をもっている上、大量発生し、サンゴを食べてしまうので、現実世界ではなかなかに厄介である。
 ゲーム世界ではABZUのように背景に登場することもあれば

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【レポート】コブシメ――シマウマはお嫌いですか?

いきもの名:コブシメ
学名:Sepia latimanus

【登場するゲーム】

 コウイカ目コウイカ科のコブシメ。フォルムがかわいいイカだ、求愛しているときや興奮しているときなどに体色を変化させるらしい。『海底ハント』によると白と黒の縞模様を見ると萎縮してしまうらしい。なんでだろう……。
 ゲーム世界でも、このイカは人気だ。イカの目だけ見てみると凛々しく見えるが、やはり体のぷっくり膨らんだよう

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【レポート】ガザミ――砂底の軽量級ファイター

いきもの名:ガザミ
学名:Portunus trituberculatus

【登場するゲーム】

 十脚目(エビ目)ワタリガニ科のガザミ。そこまで高くないカニといえば、ワタリガニかもしれないと思う。タラバガニが高価で思い切ったカニだとすると、ワタリガニは庶民の味方、みたいな。それでも最近では高嶺の花になりつつあるけども……。
 ゲーム世界でこのカニはよく手に入る。釣ったり素潜りで獲ったりといろい

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【レポート】タコ――ゲーム世界のタコもタコ焼きになるのだろうか

いきもの名:タコ
学名:ー

【登場するゲーム】

 タコ目のタコ。ただ単にタコと言われたときに想像しやすいのは、赤い体のタコだ。おそらくマダコだと思われる。しかし、マダコと明言されていないので、ここでは「いわゆる、タコ」として書かせてもらう。
 ゲーム世界でもタコの登場回数は多い。釣りで釣ることもあれば、そのへんに泳いでいることもある。色合いも茹でられた後のように赤赤としている色から、実際のタコ

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