見出し画像

デザインと情熱の交差点:ユーザーと対話する創造力とゲームエイトでの展望#夢中ing

「夢中になる」
その瞬間にはどんなエピソードやストーリーが詰まっているのでしょうか。
ゲームエイトスタッフの「夢中」な時間について迫る#夢中ing。第10弾は開発部デザイングループのマネージャー、楠本 匠太郎(くすもとしょうたろう)さんが登場です。


新規事業への挑戦。デザインのプロフェッショナルとしての責任とは

-それでは、自己紹介をお願いいたします。

開発部デザイングループのマネージャーの楠本匠太郎です。
元々は「バンドで大成する!」と就職せずにフリーターをしていましたが、事故でギターを続けることが難しくなり、就職を決意しました。
就職するにあたって、とりあえず職業訓練校でエクセルやワードの講習を受けてみたのですが、自分の性に合わなくて…気が付いたら図形ソフトでお絵描きをしていました。そのとき「あれ?もしかしたらパソコンで絵を描くのって面白いかも」と思い、それがきっかけでデザインの道に進むことになりました。
以降、デザイナーとして主にWebデザインに携わり、ゲーム公式サイトなどのエンタメ系から官公庁や教育関連、中小企業から大手企業まで、様々なデザインの仕事に関わってきました。直近の5、6年間は、上記に加えて業務システムやアプリケーションのUI/UX改善、アートディレクション、企業ブランディング向上施策などの仕事が多かったです。
そして2022年4月にゲームエイトに入社し、デザイナーのリーダーとしてデザイングループを牽引しつつ、プレイヤーとして手も動かしています。

-なぜゲームエイトに入社しようと決めたのですか?

ゲーム攻略メディアとして国内最大級というポジションを築いているゲームエイトであれば、既存サービスをベースにしつつ新たな挑戦の場が得られると考えたからです。既にメインサービスが確固たる地位を築いているので、新規事業に注力できる。思う存分新たなことに挑戦できるというのがゲームエイトの一番の魅力でした。
あとは商材の性質上、自分が得意としている「ユーザーのワクワク感を醸成するためのデザイン」との親和性も高く、これまでの知見を活かせそうだと思ったというのもあります。

-楠本さんの主な業務としては、どのようなことをしているのですか?

今は新規事業の「PLAYZY(プレイジー)」を中心に、開発部や企画グループと協力し、必要な要件を集めつつデザインをしています。実際に手を動かしながら、ユーザーの直面する課題の特定や、それらの解決策の検討等を行っています。 同時に、デザイングループのメンバーが作成している攻略ツールや海外のサイト等に対し、アドバイスやフォローをして、チーム内での作業を通じた教育にも取り組んでいます。
また、これまで手が付けられていなかった社内のデザインガイドラインの整備も順次進めています。 やはり、会社として統一感のあるデザインを持続させることはブランドの信頼にも繋がりますので、デザインの再現性とクオリティ担保のためにガイドラインを策定することは有効な手段だと考えています。

楠本が手掛けた、ロゴアイコンのガイドライン

-仕事をする上で意識していることを教えてください。

デザイナーとしての意見はどんどん言うようにしています。
これは私に限らずですが、プロジェクトに関わる全員が当事者意識を持って取り組んでいるので、デザイナー目線で感じるリスクや懸念点については積極的な発言を心掛けています。
専門性を持つプロフェッショナルとしてのアウトプットは責務であることを、同じデザイナーグループのメンバーだけでなく、社内のメンバー全員、特に若いメンバーにも意識して欲しいので、意見を述べる際は全員が発言しやすい空気を作って、できるだけ公の場で行うようにしています。
これはゲームエイトのバリューにある「Based on flat」「Conscious of Pro」に即しているのかなと思います。

熱意と温かさが息づく、デザイングループの成長戦略

-デザイングループはどのような雰囲気でしょうか?

それぞれ皆好きなものがあって、こだわりが強いので、熱意を持って仕事に向き合っている印象です。
気遣いを感じる場面も多いですね。例えばグループ内のメンバーに対して「これは今日中にやろう、でも無理はしないでね」と声を掛けたり。根本的に皆優しいというか、気のいい連中なんだと思います。

-デザイングループが抱える課題は何かありますか?

一般的な制作会社や事業会社では、プロデューサーやディレクター、企画担当などが対応範囲やスケジュールを決めて、その指示のもとでデザインを行うことが多いと思います。
一方、ゲームエイトでは、課題の特定、タスクや工数の明確化、スケジュールの調整までデザイナーが担うことも少なくありません。
個人に裁量が与えられているとも言えますが、全体として最適な対応方法については、今後も検討を続けていきたいと考えています。
あとは、制作物や課題に対してどこまで強度を上げて対応できるかですね。
自社サービスの運営という性質上、代理店に手綱を握られているような制作会社と比べると、どうしても緩くなってしまう部分はありますが、そこはユーザーや自分たちのためにも、厳しい視点が必要だと感じています。

「夢中」は大きく成長できるチャンス。その先で叶えたいビジョンとは

-仕事で夢中になるのはどんなときですか?

各サービスの魅力を伝えるためのデザインの設計や作り込みには、時間を忘れるほど夢中になります。その際に発生する議論にも夢中になりますね。
例えば新規事業において、プロジェクトを推進させるメンバーと私とで、サービスを作っていく際の優先順位が違うことがあります。
私は役割的にも「どうしたらユーザーにサービスの魅力が伝わるか」とユーザー側の目線に立って考えることが多いのですが、プロジェクトとして「どうしたらマネタイズを実現させられるか」も重要なわけで。
目指しているものは同じですが、リソースに限りがあるため優先順位が変わってきて、そういうところで意見が割れることがあるのですが、プロダクトの魅力を作っていく上で譲れない部分は夢中で議論しています。

今、「夢中」で仕事をしていますが、20〜30代の頃にひたすらデザインワークをこなした経験が、その礎になっていると思います。
上司やクライアント、代理店の方々に叱られることも多く、家に帰れないこともありましたが、がむしゃらに仕事をする過程で、デザイナーとして大きく成長できたのかなと思っています。
その15年くらいの間、今思えば本当に夢中で過ごしていたなと思います。デザインしながら平成を駆け抜けたというか(笑)。そこで夢中で駆け抜けた時間があったからこそ、今のゲームエイトでの自分があるのだと思います。

個人的に「夢中」という状態は、大きく成長できるチャンスで、一番大事にするべき状態だと思っています。でも歳を重ねていくと、家庭での役割ができたり、健康面に問題が出たりして、どうしても夢中になりきれない状況が増えていきます。なので、自分に時間をかけられる時に何かに夢中になれることって、すごく貴重だと思うんです。若い世代の方や自分の子供たちには、若いうちに何か夢中になることに出会って欲しいなと日頃から思っています。

-素敵ですね!そのような過程の中で、これからゲームエイトでやりたいことや叶えたいビジョンはありますか?

個人としては、メインのサービスである「Game8.jp」の土台の部分にもっと関わりたいです。ゲームエイトの顔となるサービスなので、機能面もデザイン面も更に良いものにしていきたいです!
デザイナーは組織を横断して活躍できる職種だと思うので、社内の各プロジェクトに関わりながら、ゲームエイトとして一貫したユーザー体験を提供できたらと考えています。
デザイングループとしては、「ゲームエイトのデザイングループ」に所属していることがブランドになるようにグループを成長させたいと思っています。ユーザーに「ゲームエイトはコンテンツの内容はもちろん良いけど、デザインもすごく見やすいし、情報が整備されていて使いやすいよね。」と思ってもらい、その実績を積み重ねて"ゲームエイトのデザイングループのメンバー=洗練されたデザイナー"と思われるようにしたいです。

楠本匠太郎からみたゲームエイト

-最後に、ゲームエイトは一言でいうとどのような会社でしょうか?

ワクワクを作る会社ですね。
もちろんゲームエイトは慈善会社ではないので、どうすれば利益が出るかということはベースの考え方としてはあるんですけど、それはあった上で、皆がワクワクすることを真剣に作り出そうとしている。皆ピュアな気持ちを持っているなと思います。「利益が出るなら何でもいい」ではなくて、あくまで自分たちやユーザーが楽しめることを一番に考えている。ゲームエイトはそういう人たちが集まった、ワクワクを作る会社だと思います。
なのでこれからゲームエイトにご入社いただく方は、ワクワクするものを一緒に作ろうとしてくれる方がいいですね。会社やチームの仲間に寄り添って、会社が実現しようとしていることに協力してくれる方だと嬉しいです。
あとは素直で向上心のある方だと、いろいろとアドバイスしたりして、成長の手助けがしたくなりますね。

-素敵なお話しありがとうございました。

ゲームエイトでは、様々な経歴を持つ多様なチームが、日々新たな挑戦に立ち向かっています。私たちのミッションや理念に共感し、一緒に成長し、アイデアを実現したい方を歓迎しています。新しい仲間と共に、業界の先頭に立ち、世界中のゲームプレイヤーにワクワクを提供する体験を生み出し、共に夢中になりましょう!
興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
HRマネージャーとのカジュアルな面談も随時受け付けています!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?