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「オーディションとかしてた?」響け!ユーフォニアム3を見ながら吹奏楽部時代の思い出を書き留めるnoteその6

次女が所属する吹奏楽部で、早速「宝島」を演奏すると聞いてテンションが上った今日このごろです。

余談ですが、私は関西在住で、地元のコンクール結果等を見ていたのですが、その中にS部門、A部門という聞き慣れない部門があったので調べてみました。
S部門は小編成(30人程度)、A部門がいわゆる一般編成(50人くらい)の団体で行われるコンクールのようです。
少子化が進んで50人編成の吹奏楽部を維持するのも大変になったための措置なんですかね。
なお、このS部門という分け方は関西吹奏楽連盟独自のようで、全国吹奏楽コンクールだとA部門、B部門という区別だそうな?
レギュレーションくらい全国の都道府県で統一してくれよー、と思いました。

そんな次女の中学校、色褪せた響け!のポスターが貼ってあるそうな。ナンバリングがなければ第1シーズンのポスターなのかなあ。10年経つとそりゃ色褪せるよね……。特に当時は吹奏楽部をメインにしたアニメなんて無かったから、そりゃ応援したくなるよね。

響け!本編はオーディション。誰が選ばれて誰が選ばれないの会話、一つ一つに緊張感が漂っていて凄まじい回だったと思います。今後の不協和音も顕在化してきて、ここはどこで爆発するのか?全13話の残り半分どうなるのかも含めて楽しみです。

さて、そんなオーディションですが、正直オーディションできる楽団は限られていると思っています。
吹奏楽コンクールは私が学生の頃も今も、大編成の部は50人~55人構成です。単純に割り算だと一学年に17人~18人以上の部員が必要なわけで、正直全部員かき集めて大編成組めるだけで精一杯の学校が殆どではないでしょうか。

私の所属した吹奏楽部では、中学でも高校でも大体一学年24,5人でした。その2で書いた通り、高校では集団退部もありましたので、3年生時は1年生合わせてなんとか大編成組めるか、といった状態でした。そんな中でよく地区大会まで行けたものです。
この辺、今回のオーディションで滝先生も言及していましたが、決して個々のテクニックがあるからコンクールで上位に行けるのではなく、トータルのハーモニーが良ければ、コンクールで上位に行ける楽団になれることと無関係では無かったと思っています。そしてこの部分は、特に中学、高校では指導者の力量による部分が大きいですね。今回のエピソードで美玲が1,2年生は滝先生を神格化していないと言っていましたが(昨年は地区大会止まりでしたからねえ)、チューバで初心者のすずめを選ぶあたり、完成したハーモニーを思い描ける優秀な指導者であることがよく分かるエピソードだったと思いました。

話が逸れましたが、そんなわけで私が所属した吹奏楽部に、オーディションはなく、大体上級生がレギュラー、1年生は経験者を優先して配置している感じでした。ただ、高校1年生のときは、私が経験者で、当時の2年生は高校生から始めた人達だったため、どうしても私のほうが上手く、その時はオーディションではなく、パートの3年生の判断で、私がレギュラーになり、当時2人いた2年生は控えに回ることになりました。
その時も地区大会までは行きましたが、結構気まずい思いもありました。
ここは3の6話より1の、麗奈と香先輩のTpソロを巡るエピソードを連想したりしていました。上手ければレギュラーになれるとはいえ、普通に上級生が演奏したって上記の通りハーモニーに問題なければ無理に下級生と入れ替えなくていいのにね、と数十年経った自分としては思ったりもしています。


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