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もはや戦車とは……どころじゃない「ガールズ&パンツァー最終章第4話」


2年待ったガルパン新作、ドルビーアトモス版を鑑賞してきました。相変わらず音響が最高ですね。ドルビーアトモス版の上映は、毎回ドルビーアトモスのデモが流れるのですが、このデモに負けない縦横無尽な音響が楽しめる作品は、ガルパンを筆頭に、岩浪美和さんが音響監督したドルビーアトモス版くらいですね。

さて本編ですが、ここはnoteなのでネタバレ全開で書きますが、本当に多彩な戦車戦のオンパレードで。
最初の劇場版でも、戦車ってこんなことも出来るの?いや出来んかもしれんけどガルパン時空なら可能なのかもしれんと思わされる超絶アクションを魅せてくれましたが、この第4話はそれを超えたかもしれません。

第3話終盤でエースあんこうチームが撃墜されたのもなんのその。
包囲されても塹壕作るわ、穴を開けて地下道を逃げる大洗チーム。
雪上を転がり落ちても健在な戦車に、急バンクを滑り落ちる戦車たちなど、戦車を超えた戦車の挙動に、興奮しっぱなしでした。

戦闘の行方も本当に一進一退で。大洗は精神的支柱を次々に失っても冷静に引き継ぎ継続を追い詰めるも、ミカは常にその先を行く。最後までどちらが勝つか分からない戦いで、正直私は大洗負けてもしょうがない、という気分にまでなりました。いや実際、何回か見たら継続勝利で終わる展開があるかもよ?と思えるほど、まさに手に汗握る試合を見せてくれました。最終的には大洗勝利で決勝進出なのですが、本当に総力戦、といった感じで、これを超える決勝戦を作るの、大変だろうなあと思ってしまいました。

そして準決勝もう一試合は、黒森峰を下した聖グロリアーナが決勝へ。やはりというかなんというか、愛里寿はここに編入していたのですね。大洗が勝利していないダージリンと、西住姉妹が協力してようやく勝利した愛里寿。果たして勝利の行方は?ここで大洗が単に勝っても予定調和ですが、とはいえダージリンに負けっぱなしで最終章終える、ってのもモヤモヤ残ります。

まあ、次の5話までまた1年以上時間が空くでしょうし、1+2話の時のように、3+4話で4DX上映もあるでしょう。今回も穴落ちに戦車スキーなど、4DXのために作ったような映像も盛り沢山でしたし、そっちも楽しみつつ、あと2話を楽しみにしたいと思います。



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