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映画感想文2024

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2024年の映画感想、毎月の気になる映画まとめ
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記事一覧

本編だと自由の女神あんまり映ってなかったね「シビル・ウォー アメリカ最後の日」

アレックス・ガーランド監督と言えば個人的には「エクス・マキナ」が印象的で。その後に監督し…

昼行灯
27分前
2

全ての面でスケールアップ「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」

大好きなアクション邦画シリーズであるベイビーわるきゅーれが、以前私自身も住んでいた宮崎を…

昼行灯
6日前
7

2024年10月の気になる映画たち

だいたい毎週一本は見てるのですが、それでも気になる映画で漏れる作品数しれず……。 10月4…

昼行灯
8日前
9

最終的にはシスターフッド?「アビゲイル」

誘拐した少女がバンパイアで、逆に誘拐犯達が襲われる「ドント・ブリーズ」系の一発ネタホラー…

昼行灯
2週間前
7

忘れるな、その痛み「ゼーガペインSTA」

毎年8月31日に「リセット祭り」が開催されるほど根強い人気を保っているゼーガペイン。TVシリ…

昼行灯
3週間前
3

レムスはどこー?「エイリアン:ロムルス」

エイリアンの1から続く時間軸ながら、設定や要素は2〜4、プロメテウスやエイリアン:コヴェナ…

昼行灯
4週間前
3

出会って広がる三原色「きみの色」

山田尚子監督、吉田玲子脚本、牛尾憲輔音楽とリズと青い鳥や聲の形とおなじ座組で製作された本作は、オリジナルながら今までの山田作品に通じる要素もあり、また強い作家性も感じさせる作品になっていました。 まず印象に残ったのは、主人公トツ子の個性。引っ込み思案という程ではないけど初対面でテンパるところがあったり、ふんわりしているかと思いきや勢いで突っ走る面もあったり。そして何より他人の「色」を知覚できるという個性。本作は彼女の視点に近いような淡く美しい色遣いで作品が彩られており、もう

いやライリーのスペック高すぎひん⁈「インサイド・ヘッド2」

頭のいい人たちが集まってすごく面白い映画を作ったことで知られる前作インサイド・ヘッドから…

昼行灯
1か月前
6

傑作ホラー&リベンジアクション「サユリ」

押切蓮介の漫画は、ハイスコアガールやゲーム漫画は愛読していましたが、ホラーは未読で。サユ…

昼行灯
1か月前
11

スタント愛溢れる快作「フォールガイ」

デヴィッド・リーチ監督と、彼が率いる87ノース・プロダクションズによるスタントマンを主役に…

昼行灯
1か月前
2

2024年9月の気になる映画たち

9月はホラー祭り?まだまだ暑さも続くだろうからちょっとでも涼しくなるならそれもいいかも。 …

昼行灯
1か月前
6

作中の竜巻もパンフのスケールもでけえ!「ツイスターズ」

ヤン・デ・ポン監督作「ツイスター」は多分未見ですが、本作は別に前作の登場人物が再登場して…

昼行灯
1か月前
6

この4か月に感謝を「コードギアス奪還のロゼ 最終幕」

復活のルルーシュのその後を描いたシリーズ最新作「奪還のロゼ」も今回の上映で最終回。全12話…

昼行灯
2か月前
9

きっちり怖い良質ホラー「あのコはだぁれ?」

昨年GENERATIONS主演映画としてスマッシュヒットした「ミンナのウタ」の続編というかスピンオフ作というか、前作でのメイン怪異である「サナ」をガッツリ取り上げたホラー映画です。 ミンナのウタでウケた要素はきっちり踏襲しつつ、呪怨くらいからコンスタントにホラー映画を作り続けている清水崇監督らしく、ホラー演出の引き出しの多さを感じさせる様々な怖がらせ方が秀逸でした。 特にサナの父母が、壊れたテープのように同じやり取りを繰り返すさまは、前作の繰り返しで絶対来るぞと思っていても