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【忖度なき採点&寸評】宇佐美貴史が、やっと伝家の宝刀を抜いてくれた…待望の連敗ストップも、突っ込みどころ満載の柏戦

【前書き】

ラスト5分は心を削られました・・・

試合後は喜びより、ほっとした感覚に体を支配されました。。。

ってまるで選手のような言い草はさておき、やっと勝利することができました!!

そんな柏戦を、できるだけ前向きに振り返っていきたいと思いますが、なんせ突っ込みどころは山ほどありましたのでどうなることやら(苦笑)

【戦評】

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湘南戦で快勝したフォーメーション・4-2-3-1を採用し、柳澤、奥野、セジョン、ウェリントン、宇佐美らを先発起用。

立ち上がりは勢いを持って試合に入り、3分、セットプレーから宇佐美の一振りで先制。

FKでのゴールは初めてなんですね・・・

キックの鋭さはありますが、落とすボールはあまりうまくない印象だったので、直接FKには期待していませんでしたが、あの角度からのキックとしては極上でした!!

FKからアシストの2点目もパーフェクトでした!

しかし試合はほぼ柏ペースに。

相手の左WBの三丸を、右サイドバックの柳澤が見るのか、右MFの倉田(負傷により矢島)が見るのか、という問題がすぐに現れました。

柳澤が見ようとしましたが、そうなるとすぐに菅沼と柳澤の間、いわゆるハーフスペースを、瀬川に使われまくりました。

ここから何度も決定機を作り出されてしまいました。

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後半、襟にいはどう修正するのか、と思っていたら、先に柏が手を打ってきました。

フォーメーションを4-4-2に代えて、前線を2トップに。

しかし左SBの三丸はできるだけ高い位置を取るだけに、前半の強みを残したまま、前線の人数を増やして圧力をかけてきました。

もしかすると、ネルシーニョ監督がガンバが5バックに代えて、対応してくると読んでいたのかもしれません。

しかし襟にいは特にいじることはせず、全体のラインを下げて、そのまま押し込まれ続ける展開に。。。

まあ仕方ないですかね、ネルシーニョと采配勝負するなんて、期待しちゃだめですかね(苦笑)

ブロックをつくり、攻めは宇佐美とパトのカウンターのみ、という後半でしたが、何とか失点は1点でしのぎ切り勝利。

試合後、襟にいのコメントに首をひねるのは、定番になってきました。

「最後1失点しましたけど、最後までしっかり我慢強く、ゲームコントロールという部分では非常に良かったんじゃないかなと思います」

とこが?

全くコントロールしているようには見えませんでしたが・・・

むしろ、相手のシュートミスに何度助けていただいたか・・・

ともかく貴重な貴重な、勝ち点3をつかみ取りました。


【採点&寸評】

【GK 1 東口 順昭】6・5

ぎりぎりの戦いになると集中力が研ぎ澄まされるのか。

キックの不安定さはあったものの、シュートをつかみ取ってセカンドチャンスを与えませんでした。

エリア外からのシュートへの安心感は半端ないです。

【DF 26 柳澤 亘】5・5

76分アウト。ミスマッチをつかれまくったのは彼だけのせいではないですが、その隙から生まれるピンチでは、瀬川にかなり押された印象でした。

スマートなプレーが目立ちますが、DFとしては球際などもう少し泥臭く、タフな部分もみたいところ。

後半はうまくぼかしながら対応したともいえるのか、前半ほどはやられませんでした。


【DF 13 菅沼 駿哉】6・5

ガンバでの初ゴール、ドンピシャのヘッドは胸アツでした。

エンブレムをつかんで喜ぶしぐさは、アカデミー育ちならでは。

守備では細谷に手を焼いた印象も強く、外を柳澤任せにしてしまったことは少し疑問ですが、1失点なら及第点でしょう。


【DF 19 キム ヨングォン】6・0

倉田負傷後に巻いたキャプテンマークが似合うこと。

苦しい時にクリアではなく、しっかりつないで落ち着けてくれたり、クロスをしっかりと跳ね返してくれたり。

失点シーンは最後、1対1でやられてしまいましたが、トータルで見れば頼もしいプレーでした。

【DF 4 藤春 廣輝】5・5

攻撃より守備を重視したプレーぶりで、左サイドに穴を開けませんでした。

逆サイドから攻められた時の絞りも的確でしたが、失点シーンは惜しくも間に合わず。

【MF 6 チュ セジョン】6・5

76分アウト。ボールを相手に握られた中でも、素早いプレスバックで奥野とともに中央の守備で奮闘。

つなぎのパスも正確で、湘南戦に続いて好プレーでした。

これでレギュラーを取った、と言っていいのでは。


【MF 10 倉田 秋】―

25分アウト。

打撲?とみられる負傷で交代。

軽症を祈ります。。。


【MF 17 奥野 耕平】7・0

五分五分へのボールの反応、最後まで切れないスタミナ、味方が困ったときに受け手として顔を出す動きと、ボランチとして本当にいい仕事をしてくれました。

僕の中では湘南戦に続き、2試合連続でMOMに押してもいいくらい。

まあ、きょうは至宝に譲りますか(笑)


【MF 28 ウェリントン シウバ】6・0

80分アウト。

前でボールを触るシーンは少なかったですが、押し込まれた中で何とか前に運ぶ役割を果たしてくれました。

守備への献身も好印象。

もはや欠かせない選手に。ニードロップを顔に受けて倒れたプレーには背筋が凍りました。。。

【FW 18 パトリック】6・0

きょうも高いボールを次々と放り込まれる中で、体は張ってくれました。

ただ倒れる時間が長いことと、オフサイドポジションで死んでいる場面が少し気になりました。

彼も33歳。

超人ハルクではないだけに、起用法も考えないと、最後までもつのかどうか。


【FW 39 宇佐美 貴史】7・5

FK2本で2点を生み出したキック精度、これぞ僕らが知っている宇佐美貴史でしょう。

トップ下は守備で深い位置まで戻らなくても許されることで、前への守備にエネルギーをつかえたことも好材料。

あとはこれまで期待を裏切った分、残り試合で2、3本、ミドル突き刺してください。


【途中出場】

【MF 21 矢島 慎也】5・0

25分イン。倉田負傷で右MFに入りましたが、相手とのミスマッチを修正できず守備の仕事ばかりに。

そうなると良さは出ませんよね。。。

【DF 27 髙尾 瑠】5・5

76分イン。

ミスなく役割を果たしてくれました。

【MF 15 井手口 陽介】5・5

76分イン。

可もなく不可もなく。

奥野との立場は完全に入れ替わってしまいました。

【FW 30 塚元 大】―

80分イン。時間短く採点なしも、守備要員としては強度が足りないのでは・・・

使った監督が悪いともいえますが。

【松波正信監督】4・5

湘南戦の勢いを生かした先発のチョイスには納得ですが・・・

前半から相手に明らかに狙われている右サイドを、まったく修正できず。

矢島を入れる際に、なにかできるんじゃないかとは思いましたが。

ラインを下げて対応するしかなく、さらに交代も守り切りたい時間帯で、ウェリントンに代えた若い塚元の起用も謎・・・

あれなら黒川を左MFに投入すればいいのでは、と思ってしまいました。

まだまだ言いたいことはありますが、きょうは勝ったのでこの辺にしときましょう!

【あとがき】

シュート数はガンバ6本、レイソル19本・・・

よく勝ったな・・・という試合でした。

試合内容も湘南戦のようにはいかず、守ってしのぐツネ様スタイルに。

それなら終盤、5バックで守り切る、という割り切りもあったのでは、と思いますが、采配の妙を期待しちゃいけないのは、十分にわかっております。

正直、4-2-3-1システムの良さは、調子が上がってきた宇佐美が自由に動ける、という点が大きい気はしていますが・・・

ただ、負ければいよいよ残留争いの主役クラスに躍り出る試合で、勝ち切れたことは、選手たちの底力と言っていいのでは!!

次の札幌戦もホーム。

ここで勝てば、やっと安心できるのではと思います!!

【おすすめ】

きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

久々のリーグ戦勝利も、内容的には厳しかっただけに、悪口多めになってしまいましたが、お許しください。

いつもさまざまな反応をいただき、ありがとうございます!!

ガンバの試合をどこよりも深く掘る場所として、これからも続けていきたいと思っています。

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こんなんナンボあってもいいですからね(笑)

では札幌戦でまたお会いできればと思います!!

ありがとうございました!




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