見出し画像

リング 小説 感想

リング 感想

ネタバレあり


ホラーな要素はあまりなかった
呪いのビデオを見る序盤と竜司が死ぬ終盤は怖かったかも。

基本的には呪いのビデオの正体を解き明かしていく謎解きの話。

ビデオをフレーム単位で止めて映ってる山がどの県のどの山なのか調べたり、音声を聞いてどこの方言なのか調べたりするのが面白かった。本当に何も知らない状態から、どんどんビデオの全貌が明らかになっていくのが、物語が常に展開してる感じがあった。

ビデオ自体が伏線になっていて、ビデオに映っていた景色や人物が貞子に繋がっていくのが面白かった。

ビデオは貞子が念写した映像だということが以外だった。超能力を扱ったと判明したところからホラーではなくオカルトな話に思えてきてホラー感は薄れた。でも映像が時折黒く点滅する理由が貞子の瞬きだったのは気味が悪くてよかった。

リング 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/B00E7SWKTK/ref=cm_sw_r_cp_api_Rm0VFb3RZYC76

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?