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アンケート調査の方法とコツ~結果のグラフ表現とアンケート調査の活用事例~

こんにちは、笠原です。本日は知るギャラリーから、「アンケート調査の方法とコツ⑤ 結果のグラフ表現とアンケート調査の活用事例」の記事をご紹介します。

実はこの記事、公開されたのは2019年10月ですが2023年6月現在でも年間ランキングで3位にランクインされています!
つまり、それだけ検索などでたどり着く方が多い=困っている方が多い、知りたい方が多い内容の記事となっています。

この記事はマーケティング活動の意思決定に欠かせないアンケート調査の基本プロセスや実施のコツを解説する「アンケート調査の方法とコツ」シリーズの最後にあたり、「調査結果を表現するグラフの選び方とコツ」をテーマにしています。

「グラフ」と一言で言っても色々な種類がありますよね。円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフ・・・。

調査結果をどのグラフで表すのが適切なのか、確かに専門的な知識がベースにないと、難しい判断だと思います。

それでは実際に記事から、どの調査結果をどのグラフで表すのが適切なのか、学んでいきましょう!

===以下引用です===

1.全体に占める割合を捉えたいとき


設問ごとの当てはまり度合いや、性別・年代など、提示した選択肢の中から1つだけを選んで回答してもらう、単数回答形式の設問の結果は、構成比を表現するのに適している円グラフか帯グラフを使って表現するとよいでしょう。
一般に他の設問と比較することがないような設問は円グラフを使用し、項目間で比較するような項目は帯グラフを使用します。
この表現によって、どのような人が多いのかが可視化されます。

2.選択肢ごとの回答者割合の違いを捉えたいとき


買うときに重視するポイントや購入の理由など、提示された選択肢の中からあてはまる選択肢をすべて選んで回答してもらう、複数回答形式の設問の結果は、棒グラフを使用すると値の差が視覚的にわかりやすくなります。

3.分析軸間の差異を捉えたいとき


男女間、ブランドユーザー間といった分析軸それぞれにおける単数回答形式での割合を比較したい、といった場合、上述の1.の通り、帯グラフを使用することで、その違いが可視化されます。

また、それぞれ複数回答形式での割合を比較したい場合には、上述2.同様、棒グラフを用いることで捉えやすくなります。
 

4.時間の変化を捉えたいとき


複数回の調査結果を並べて時系列の変化を表現するときは折れ線グラフが一般的です。一般に左から右へと時間が進み、一番右が最新のデータとなるように表現します。
 

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いかがでしたでしょうか?
ビジネスパーソンにとって、定量のアンケート調査の集計結果を表現する機会は、社内にも社外にも多く存在しますよね。
その際にどのグラフを使って表すのが一番適切なのか、というポイントがわかりやすくまとまっている記事で、私は何度も何度も読みなおしたい記事だと思いました。

さらに知るギャラリー記事本編では、「あるホテルチェーンの空室率が高くなってきた。」という具体的な課題を設定。特にリピーターのお客様が減っている、という実態があったことを踏まえ、「お客様の満足度が、いずれかのサービスへの不満によって下がっているのではないか」という仮説を立て、お客様を対象に満足度を調査する「顧客満足度調査」を実施する、といった例で、調査の活用について解説しています。
 
この調査例については汎用性が高く、皆さんも自社の商材に置き換えて考えることができる内容かもしれません。
 
ぜひ、記事本編もご覧ください!

参考記事:https://gallery.intage.co.jp/research-kotsu-5/