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100kgごえのデブでも、美味しいコーヒーが飲みたい #3(コーヒー豆レビュー vol.1)


コーヒー豆を買うには

コーヒーメーカーを買ってから届くまでの間に、コーヒー豆の買い方を調べていました。買い方としては、専門店やチェーン店のオンラインや店舗で購入する基本的に2種類(考えてみれば当たり前)。
購入の単位は100g〜200gを最小の単位としている所が多く、The Brew換算だと約30gで3杯分なので10杯程度(マグカップだと6杯分くらい?)は抽出できるかなというところ。
最適なのは味の好みを店員さんに伝えて、豆の産地や焙煎方法にもこだわって購入することですが、コミュ症で味の好みもまだはっきりしない私にはハードルが高い……。
スタバやタリーズにも豆は置いているものの、ブレンドがほとんどのようだったので、食いしん坊の味方・カルディでコーヒー豆デビューをすることにしました。
ワクワクしながらコーヒー豆を初めて買いに行った際に「(豆を)挽きますか?」と店員さんに聞かれ、「いえ、そのままで大丈夫です!」と答えた時の私は、謎にニヤニヤしていたと思います。

フローラルモカ(カルディ)

2つの「モカ」が華やかに香る
ナチュラルとウォッシュド、2つの生産処理で仕上げたエチオピア産モカをブレンド。華やかでフルーティーな香りが広がります。

カルディ公式サイト

初挑戦のコーヒー豆として、酸味やフルーティーさがあるコーヒーを飲みたかった私は、こちらのコーヒー豆をチョイスしました。
カルディさんの説明文を見る限り、フルーツ系の香りがして紅茶みたいな味わいなのかな?いやでもコーヒーでフルーティーって、そもそも私が想像しているような味なの?と疑問が浮かびながらもまずは一杯。
香りはいわゆるコーヒーの香り、というよりも確かにさわやかな香りがします。ただ私の味覚では味にフルーティーさを見つけることはできませんでした。口当たりは優しいですが、苦味もわりとしっかりとあるコーヒーで、単体で飲むと少し酸味が強すぎるかも?と思うかもしれません。
ただ、甘いお菓子と食べるとこのコーヒーは驚くほど華やかな味になり、お菓子が止まりませんでした。甘いお菓子を食べたい時におすすめのお豆だと思います。

【味】
酸味が強めではあるが苦味もある。香りはフルーティーだが、単体で飲むといささか酸味が強くて飲みづらさもあり。
【アイスにした場合】
もともとフルーティーな香りが強いこともあり、冷やすと味に香りがのる印象。ただフルーツの香りというよりは和風のお出汁のような、嫌な感じではない納豆のような、不思議な香りになる。このコーヒーはホットが個人的にはおすすめ。
【ミルクとの相性】
しっかりと脂肪分があるミルクだと、香りを打ち消してしまうのか、ぼんやりとしたカフェオレになる。美味しくないわけではないがベストマッチでもない印象。

グアテマラ(カルディ)

やわらかな酸味と甘さ
肥沃な火山灰土壌と厳しい寒暖差によって育まれた、やわらかな酸味と甘さ。中米が誇る名産地グアテマラの豊かな風味をお楽しみください。

カルディ公式サイト

コーヒー豆に初めて挑戦するにあたり、お互いの好みをある程度見極めるためにも、彼が好きそうな味として、こちらの豆を選択。コーヒー豆自体の香りも、挽いて抽出している時の香りも、いわゆるコーヒーのとても良い香りがするコーヒーです。
古き良き喫茶店を想起させるこのコーヒーは、香りは優しいものの、味は酸味よりも苦味がしっかり強く、好き嫌いが分かれそうな味でした。ガツンとくる苦味で私は単体だと一杯飲み切るのは少ししんどかったです。ただ牛乳との相性はバツグンで、カフェオレに最適な豆だと思いました。

【味】
酸味よりも苦味が強く、ガツンとパンチのあるコーヒー。香りはとても香ばしく良い香りだが、苦味が強いので好みが分かれそうな味わい。
【アイスにした場合】
アイスにしても、もともと持っている香りや味の強さがあるのでぼやけたアイスコーヒーにはならない。目を覚ましたい暑い夏の起き抜けに飲むとすっきりとした一日が過ごせそう。
【ミルクとの相性】
カフェオレが最高に美味しい。脂肪分が多めの牛乳と合わせると、もともと持っている香りの良さが際立ち、豆の苦味も良い具合にマイルドになる。挽いていれるからこその美味しさが発揮される相性の良さ。

参考用語

私のようなコーヒー初心者の方にはわかりづらい用語も多々あると思いますので、超初心者の私なりに解釈したそれぞれの用語を書かせていただきました。参考にもならないかもしれませんが、必要でしたら併せてご確認下さい。

⚫︎ブレンドとシングルオリジンについて
私が今まで親しんで飲んでいたブレンドですが、いわゆるブレンドというのは、色々な国の豆を配合しているものをさしています。コーヒー豆を挽き始めて私も実感したのですが、産地によってコーヒー豆の味は全然違います。それぞれの国の特徴をうまい具合に混ぜ合わせているのがブレンドと言えると思います。
対してその国による特徴をしっかり楽しめるようにまぜていないものがシングルオリジンです。自分の好みをはっきりさせるために、あえてなるべくブレンドを選んでいませんが、コーヒーに違いがあることがわかってとても楽しいです。

⚫︎ボディ(ライト/フル)に関して
油分が多い豆をフルボディ、少ないものをライトボディというようです。油分が多いとしっかりとした味わいになる傾向にあるものの、炒り方との組み合わせで最終的な味わいが変わってくるようで、フルボディで深煎りなら苦味が強く、ライトボディで浅煎りなら酸味が強い、というイメージを持つとわかり易いと思いました。

⚫︎焙煎方法(浅煎り/深煎り)に関して
焙煎方法はさっくりと分けて、深煎り・中煎り・浅煎りと3種類あり、言葉の通り深煎りは焙煎時間が長く浅煎りは短い、中煎りはその間というイメージです。浅く煎るほど豆がもつ酸味が前面に出て、深煎りだと香ばしさや苦味が強くなります。

長々と説明を書いたのですが、コーヒーが本当にお好きで、色々なコーヒーを飲み比べたことのある方なら、煎り方やボディによる違いがはっきりわかると思うのですが私にはまだまだわからず、試飲ができるなら試飲をして、難しいのであれば豆の説明を聞いた印象で決めるのが良いと感じています。


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