うつ病を抱えながら、働くということ。

うつ病が悪化して、会社を退職して2か月半。状態は安定している。薬は前回noteに書いたときと変わらず。ただ、相変わらず朝起きることが出来ない。目覚ましをセットして一旦は目が覚めるのだけど、やることがないので二度寝をしてしまう。来週月曜から転職先に出勤なので、起きなければと思うのだけど。中年になったら、朝早起きになるというのはどうも僕には当てはまらないようだ。睡眠薬を減らすことで改善するのかもしれないけど、それで寝つきが悪くなったり一睡も出来なくなるようだったら本末転倒である。

うつ病になったら、自分の能力(広義の意味での)は病前の7割という話を聞いたことがある。前職へ復帰したときは、それを無視してフルスロットルで働き、2週間でうつ病を悪化させてしまった。やはり、皆が言っている通り、以前の自分に戻ろうとするのは良くないようだ。新たな自分を作り上げるという意識の方が良さそうだ。

また、3か月弱で通常通り働けるレベルまで病気が快復したのは喜ばしいことだと思う。自分の中では奇跡的な出来事だと感じてもいる。薬に頼っている状況ではあるけれども。

うつ病や不眠に対して、薬を使うことを否定的に見る人たちもいるけど、僕は当事者だから主治医を信じて言われた通りに服用して治療を続けるべきだと考える。答えはシンプルで「自殺させないこと」だからである。自死から目を背けることが出来ない病気なんですよね。当然投薬のみでなく、考え方や環境を変えることも同時に重要ですけど。

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