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月と天気とうまくお付き合いしよう

こんにちは。星空案内人のまいの(mai-no)です。
今回は星を見に行きたい!という時にとても重要な天気と月についてお話していきたいと思います。

雨が降っていなければ星は見えますか?

雨が降ると星空のイベントは室内になることが多いですが、どうして雨が降っていないのに星が見えないんですか?!と聞かれることがあります。
雨が降らなくても、曇っていれば太陽は見えないのと同じように、夜も曇っていると月や星は見えません。
「雲が多ければ見えないなんて当たり前じゃん!」と思う方もいると思いますが、昼間より雲の存在が感じにくいことから、夜は雲がない…?と思う方もいるのではないでしょうか。

星空を楽しむのであれば、もちろん快晴が1番嬉しいのですが
多少雲があっても切間で見ることができたり、短時間で天気が変わることはよくあることなので(特に山の上や小さな島など)
下記のような細かい天気予報のサイトを見て、雲の量を確認していきましょう。

オススメ天気予報サイト

GPV: http://weather-gpv.info/
Windy.com: https://www.windy.com/

1時間毎の雲の動きもわかるので、余裕があれば思い切って全く別方向に目的地を変えてみることも1つの手かもしれません。
慣れるまではもっと簡単な天気予報サイトでも問題ないですよ!自分がわかりやすいなと思う天気予報サイトを是非探してみてください。

こんなに細かい天気予報がわかるのも、ロケットで打ち上げた人工衛星のおかげです


月齢(げつれい)を調べてみよう

月齢とは、月の満ち欠け具合を数字にしたものです。
新月を0として、どんどん数字が大きくなっていき、満月で月齢が約15になります。その後も15から数字が増えていきますが、月は再び欠けて、29まできたら新月の0に戻って再スタートを繰り返しています。

この月齢をインターネットで事前に調べてみることをオススメしています。
街明かりが多いほど、星の見える数が少ないのと同じように、月がふっくらしている夜ほど、星の見える数は減ってしまいます。

「〇月〇日 月齢」「月齢 カレンダー」等と検索すると、その日の満ち欠け具合がわかります。
星をたくさん見たいのであれば、新月の0or29付近を狙ってみると良し◎
逆に月を楽しみたいのであれば、満月の15付近であれば、よりふっくらした月が眺められます。

月齢によって、月の出没時間帯だいたい決まっているので、その時間を考慮して星を見に行くことも可能ですが、まずはカンタンに月齢を調べるところから始めてみましょう。

星を見ることがメインになってしまうと、明るすぎてつい邪魔者扱いになってしまう月ですが、毎日姿を少しずつ変えてくる姿は本当に面白く、綺麗で神秘的です。
自分がメインで見たいものを考えながら、宙を楽しんでくださいね!


文:まいの(mai-no)
星空案内人
千葉県出身。本職を星空案内にしたい、明るさと元気が取り柄の看護師。
宇宙や星も大好きだけれど、食べ物・音楽鑑賞・書道も大好きです。

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