見出し画像

マヤ暦と宇宙~シリーズ①青い猿~

私たちが普段何気なく触れている暦や占いには天文学、宇宙が深く関わっています。「マヤ暦と宇宙」では、マヤ暦の13日周期で巡ってくる太陽の紋章について1つずつ取り上げ、シリーズでお話します。

画像1

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のことです。
数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。

260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。
このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ性質や特徴が違います。自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。
エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。
今回は、太陽の紋章「青い猿」(Chuen:チュエン)KIN131~143を取り上げます。

画像2

2021年4月24日~5月6日の「青い猿」のエネルギーが流れる13日間となります。
マヤ暦には20の紋章がありますが、その中でもっとも宇宙とつながりやすく、直観力に優れているのが「青い猿」です。この紋章の方は、高い精神性と天才的なひらめきを持ち、豊富なアイデアで人を楽しませることが大好きです。
ふざけているように見せながらも、聡明で頭の回転が速いので、他人ができないことをひょいっと軽々とやってしまうこともあります。常に楽しい事を想像しているせいか、年齢を重ねてもいつまでも若々しいという特徴もあります。未知のものを発見する天才が多く、ノーベル賞を創設したノーベル自身も「青い猿」です。

そんな「青い猿」のエネルギーが流れる13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に青い猿のエネルギーが降り注ぐ期間となります。宇宙からの波動に共鳴しやすいこの時期は、人生を楽しみ、世界の素晴らしさを伝えることがテーマです。自分のやりたい事や趣味、好きな事をあらためて追及してみると、新しく面白い発見があるかもしれません。子供のように無邪気な感覚でひらめいたアイデアほど実は大きな意味があり、実現化できる力が強かったりします。まわりの人にどう思われるかなんて気にしないで、オリジナリティを大切にワクワクしながら夢に向かって行動してみませんか?「青い猿」のエネルギーはきっとその勇気を与えてくれます。

画像3

☆宇宙とつながるキーワード☆
「魔術」「遊ぶ」「幻想」「トリックスター」「知性」「高い精神性」
困難がやってきても深刻になりすぎず、遊び心で乗り越えることを意識して過ごしてみましょう。シンクロポイントは「どんな時も、喜びと感謝を表現すること」です。
人生は自由で楽しいものだということを忘れないで、いつもプラスのイメージをもつようにすると、どんどん幸運を引き寄せるでしょう。

☆青い猿の恋愛☆
楽しいことが大好きな性格は恋愛にも表れます。お付き合いする相手にも“遊び心”を求めるようです。デートはテーマパークや遊園地など思いっきり遊べるところが似合うでしょう。
共通の趣味があればより仲が深まりそうです。笑いのツボが合う人が運命の人になるかもしれません。ときめきのポイントは「遊び心」と「柔軟性」です。どんなに素敵な容姿でも、会話していてつまらない人にはあまり惹かれないでしょう。一緒に楽しい時間を過ごしているうちにいつの間にかパートナーになっているというのが「青い猿」の紋章を持つ方には多いようです。

画像4

マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。
古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?