【お金の話】老後っていくらあれば足りるんだろうね
本日土曜の早朝は「個人の資産形成」について思索する日。
先日受けたコンサルティングにて仕事の話から派生した展開で「老後のお金」というトピックで話を聞いていた。
話のいきさつとして、「いくらあればお金持ちとして認識するか?」という質問からはじまった。
一般的には「富裕層」と呼ばれる層は純金融資産保有額が1億円から5億円、「超富裕層」にいたっては5億円以上である。この金額を多いとみるか少ないとみるかは個人の感覚の差があると思う。
この分類の定義に限らず、自分が思い描く「老後」というやつはいくらぐらいかかるもんなのか?というのが問題で、そこには理想の生活水準や家族や親族の環境、現在から近い将来の収入も影響してくるだろう。
私はどんぶり勘定ながら、老後の資金の試算を夫婦二人での月の生活費を30万円と仮定して(ゆとりのある生活費は36万円とされている)1年で360万。65歳で引退し30年生きたとしてその時点で1億800万必要である。
これはあくまでも年金に頼らず自己資金のみでの試算になるが、健康であることが必須条件であり、これに病気やケガなどの治療費や介護の費用などがかかれば決して余裕のある資産とは言い難いのだ。
1億800万は最低限目指す資産額であるが、すでに「富裕層」に分類する資産をどうやって形成していくか?という問いに紐づいて、仕事での報酬や投資などのインカムを考える必要性が出てくるのだ。
当然、もっと少ない額でつつましい生活を目指すということもアリなのだが、まだ可能性を持てる年齢ゆえ様々な方向にアンテナを立て、準備する方が得策かと思っている。
イメージだけでいえば1億円でも十分にお金持ちと感じてしまうが、自分が将来必要とする金額を弾いてみると現実的に獲得を目指す金額であることに気がつく。
しかしながら、自分の数十年後のモデルケースを生きてくれている両親に関しては、その様な大きな資産など保有していない。それでも今のところ誰にも迷惑をかけずそれなりの生活を送っているのを見ると、そこまで悲観せずとも何とかなるのかもしれないと思わされる。
目標のリタイアまであと20年程度、ここからどの程度準備できるかは毎週土曜日の朝に費やした意識次第で大きく変わってくるのだろう。
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