【コリアンタウン】何事もフットワーク軽く。ノリでカオスに飛び込め
昨日は仕事を早めに切り上げて、妻と遅めのランチを取るために川崎へ。
先日妻が鑑賞した川崎の在日コリアンのドキュメンタリー映画の話題から川崎のコリアンタウンへと足を運ぶこととなった。
というのも、わたしは生まれも育ちも川崎市ではあるが、いわゆる皆さんがイメージする「川崎」とは川崎駅周辺エリアに該当し、わたしが育ったのはそのエリアから約30キロほど南下したエリアになる。
妻も大阪から嫁いできた際は、いわゆる川崎の工業地帯やギャンブル、夜の街など治安の悪いイメージを持っていたのに対し、実際に住んだエリアがあまりにイメージとはかけ離れていたために驚いていたのを覚えている。
しかし、今回お邪魔したのはそのいわゆる「川崎」を少し通り越して、印象もディープにした臨海部エリアに位置するコリアンタウンである。
わたしも仕事で何度か通ったことはあったが、ゆっくりと散策したことはなかった。新大久保や大阪の鶴橋のように栄えた感じではなく、今では数件の焼肉屋と韓国食品を扱う店があるていどの、わざわざ出向くような町ではないという印象。
しかしながら、妻の映画の話から、こういった機会がなければ川崎市民とはいえ、一生訪れることはないだろうという思いもあり、ノリで妻を誘ったという経緯である。
下調べをし、孤独のグルメでも紹介されたという有名店「東天閣」を予約。
当日は遅めのランチということで14:00に到着した。ダイエット中ということも忘れ、久しぶりに味わった焼肉はどれも美味、想定内に食べ過ぎたカロリーを消費するために散策開始。
日曜日でもよかった予定を、仕事切り上げてでも土曜日に敢行したのには数件ある商店のすべてが日曜定休ということであったからだ。珍しいホルモンを扱う精肉店、豊富な種類のキムチを取りそろえた漬物屋、そして韓国食材がならんだ小さな商店。
それらが点在しているので、必然的に散策と称して歩く必要があるのだが、やはり歩くのが大変な新大久保のようなにぎわいとは程遠いが、逆にリアルなコリアンタウンがそこにあるような気がした。
妻からすれば、ドキュメンタリー映画の答え合わせのような感覚だったのだろう、そんな観光するような要素は皆無な町ではあるがそれなりに楽しめたようだ。
わたしも一生行くことはないだろうと思っていた町に足を踏み入れた感慨と、やはり少しでも興味を持ったのならば躊躇せず実行してしまうノリを発動できたことは収穫である。
あまり深く考えずにとにかく実行してしまう習慣は放置しておくと感覚が鈍る一方なのだ。
そのおかげで美味しい焼肉にありつけ、夜にはキムチやチジミ、キンパといった韓国ずくしで腹を満たすことができたことに満足はしているが、今朝の体重測定によりその満足感は反省に変わっている。
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