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知っておきたい「総合型選抜」の新常識

「総合型選抜(旧AO入試)」が慶應義塾大学のSFCで開始されてから、34年が経過しました。

大学入試の方式も、時代の変化とともに、その姿を変えつつあります。

沖縄で総合型選抜の指導をするプロ講師が、「総合型選抜のイマ」をお伝えします。


いわゆる「推薦入試」ではなくなった

「総合型選抜」と言うと、「あぁ、推薦入試ね」とよく言われます。
これ、実は誤解です。

旧来の推薦入試は、高校での内申点が合否を大きく左右しました。
また、スポーツ・芸術系の大会で成績を収めているなど、わかりやすい実績を持つ人が出願する傾向にありました。

そのため、「一芸入試」、受かるのは運で決まる「ラッキー入試」という認識がありました。

しかし、総合型選抜はその名の通り、「総合力」で合否が判断される入試です。

内申点やわかりやすい実績も判断材料ですが、その他に、いかに課外活動を頑張ったか、社会への解像度が高いか、その大学への熱量や解像度が高いかも大きな判断材料となっています。

合格する明確な基準が存在する

「合格基準」が存在するなら、知りたいところですよね。
この合格基準は、大学が公表しています

アドミッションポリシー(APと略されることが多い)と呼ばれ、各大学が定める「入学者の受入方針」のことを言います。ここでは、大学の求める学生像が事細かく書かれています。

例えば、上智大学の総合グローバル学部ではこのように書かれています。

・グローバル化する世界が呈する正負の諸側面に対する大きな関心を抱き、現代社会に関わる授業等を通して一定の知識を有する者
・物事に対して根拠に基づいた論理的な思考ができ、かつ主体的に取り組むことができるよう努力を重ねてきた者
・グローバル化する世界の動きを理解するのに必要な基本的な文献を読解することのできる英語能力を有している者

https://piloti.sophia.ac.jp/jpn/academic/sophia_3policies/ug_/ug_fgs/

この内容を紐解くと、「グローバルイシューに関心を抱き幅広い知識を持ち、それに対して思考し行動を起こす人。かつ英語力を有する人。」を目指し、受験勉強をしていると、合格への道筋が見えてくるのです。

このように、アドミッションポリシーを読み込むことで、どのような方向性に努力すればいいのか理解することができます

塾が増えた

昨今、全国問わず、総合型選抜を専門とする対策塾が増えています。
最大手は早稲田塾、次いでLoohcs志塾(旧AO義塾)、AOI、洋々…小規模、オンラインのみでもかなりたくさんあります。

これは、総合型選抜での受験生が増えたことを意味しています。
受験生が増えることで、ノウハウが溜まり、それがサービス化し、塾が増えました。

さらに塾が増えたと言うことは、イコール「対策をすれば受かる可能性が高まる」と言うことです。

また、都心の高校生は、一般入試の塾に通うか、総合型の専門塾に通うか、両方に通って後で選ぶかを選択することが主流になっています。

最後に

ここまで総合型選抜の新常識をお伝えしてきましたが、とはいえ本当に自分にできるのか、自信を持てない部分もあると思います。

ぜひ一度、無料進路相談にお問合せください♪
いつでもお待ちしております!

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