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【インタビュー】文化祭実行委員の「すごい」生徒に話を聞いてみた!③

どうも。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
獅子児祭で奔走している、チーフプロデューサー兼チーフディレクター兼部門インターフェース兼モデレーター兼ゼネラルマネージャーのへいすてぃです。

夏も盛りで、獅子児祭もどんどん近づいてまいりました。実行委員もさぞ忙しくなり始めた時期……。というわけで今回は全3回に渡り、是非皆さんに知ってほしい獅子児祭実行委員の「すごい」メンバーを取り上げていきたいと思います。早速ご紹介していきましょう!

※前回に引き続き今回も敬語です。同学年なのでもちろん普段は敬語を使っていないけれどインタビューらしく、ということで(笑)。

第三弾・むたいえ(装飾部門員)

へ:へいすてぃ
む:むたいえ

へ:趣味を教えてください。
む:イラスト描いてますね。個人的な趣味として。
へ:部活は美術部?
む:中一の初めのころは友人に誘われて水泳部に入っていたんですが、その当時から美術部に入らなかったことへの後悔もあったんです。それで、そう経たないうちに水泳部から美術部に移りました。
へ:イラストを描き始めたきっかけは?
む:中二の時、キャラクターの絵を描きたいと思うようになり、友人に「絶対描けるようになる」と宣言したんです。ドラゴンボールなどのアニメが好きなんですが、そのキャラを描こう、と。
へ:なるほど。既存のキャラを描いていたと。
む:肩のあたりの筋肉がかっこいいんですけれど、その筋肉を描くのがうまくなりました。
へ:ちなみに、自身の筋肉を鍛えたことは?
む:去年の夏にやり始めて一週間くらいで諦めました。背筋、腕立てなどやってみたんですが意志が弱かったです(笑)。
へ:美術部の活動は?
む:週三回。めっちゃ楽しいですよ。今はデジタルイラストを描いてます。中三の時にはサルのお面作りました。
へ:サルのお面? 何のために?
む:顧問の先生のコネクションで昭和女子大学とのコラボ活動があったんです。大学生の方が演劇をやるための舞台で使う小道具を作ったんですけど、自分はサルのお面を担当しました。最後には演劇を実際に見に行きました。自分が作った小道具が使われているのを見られてとても嬉しかったです。
へ:その活動はその後も?
む:はい。高一のときは「オズの魔法使い」のブリキを作りました。ただコロナのせいもあり演劇は見られてないんですけれど。
へ:今年は美術部でどんな活動を?
む:今は装飾部門で忙しいですけれど、今年に入ってからは「慧可断臂図・えかだんぴず」の制作に協力してました。巨大なのでなかなか大変なんですよね。

へ:続いて、個人的な活動についてお聞かせください。
む:自分のタイプである黒髪ロングの子の絵を描いてます(笑)。絵を見ただけで「あの人の絵だ!」って思われるようになるのが目標なんですけれど、今はそれを模索しています。他人の真似ているうちに成長してきたので、昔の自分の画風と今の画風、だいぶ違うんですよ。

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↑ 昔の画風

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↑ 今の画風

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↑ 作業中の様子

へ:見つかりそうですか、「自分」は。
む:感じは掴めてきたかな。長い道のりですけれど。
へ:それにしても、なんでむたいえ君はセンスがあるんですか?
む:特別自分にセンスがあるとは思わないです。小さいころから絵を描いていたんですけれど、絵を描いてる時がいちばん楽しいって感じで。そのうちに今の自分が出来上がっていたというか。なので言われたものをパパっとかけるような、絵心みたいなものはないんですよ。

へ:獅子児祭のポスターは今年2枚ありますね。攻玉社とのコラボ「燎原の群青・りょうげんのぐんじょう」ポスターと獅子児祭オリジナルポスター。どちらもむたいえ君に担当して頂きました。とても素敵なデザインですが、どのように着想を得たんですか?
む:獅子児祭オリジナルポスターのほうは、初めはこれと違うものをイメージしていたんですけれど、難しすぎて悩んでいました。結局は「建物のデザインってかっこいいよな」と思っていたのがきっかけの一つになり、今のデザインになりました。
(注:獅子児祭オリジナルポスターは後日公開予定。乞うご期待!)
へ:コラボポスターのほうはどうでした?
む:風呂入っていた時に、降りてきました。

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↑ コラボポスターの素案。
第一段階でこのクオリティだったので、両校実行委員は大変驚かされた。

へ:お、降りてきた(笑)。
む:赤と青のイメージで作ろうとしていて、悩んでいたら、降りてきました。初めは漫画の1ページ、漫画家が漫画を書いているシーンみたいなものが降りてきたんですけれど、その後漫画のコマを取っ払ったりペンを鉛筆にしたり、マイナーチェンジを重ねて完成しました。
へ:「降りてくる」ときは、画像のイメージで?
む:そうですね。画像のイメージで降りてくきます。昨年のポスターも僕が担当したんですけれど、あれは電車に乗っているときに降りてきました。本当に、不意に。
へ:今回、ポスター制作にはどれくらいかかりました?
む:二か月くらいですね。イメージが「降りてくる」までが長くて、描き始めたら早いんです。
へ:常にデザインについて考えている?
む:街中の光景やポスターを見ながらデザインの参考にするようなことはしていますかね。デパートのショーウィンドウとかも。普段から、時間があるときには自然とそういうことを考えているような感じです。
へ:現在、装飾部門ではどんな活動を?
む:班に分かれて教室の飾りつけに取り組んでいます。僕が落書きで描いてみた「筋肉ざふまる」が、いつのまにか装飾で使われることになっていました。初めは、ざふまるが筋肉ムキムキだったら面白そうだな、と思って軽く描いただけだったんですけど(笑)。
(注:ざふまる・・・今回の獅子児祭で実行委員長を務めているマスコットキャラクター。)

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へ:イラストとか好きな人って、勝手ですけれど、理系の人が多いイメージでした。むたいえ君は文系ですよね?
む:はい。文系を選んだのは、将来を考えてのことと、あとは単純に物理が苦手だったり、美術の次に現国が得意だったりしたこともあります。
へ:国語が得意なんですね。本は読む方ですか?
む:最近は論語読みました。その頃に世界史の授業で扱っていた範囲と被っていて気になったので。別に意識高い系とかじゃないですけど(笑)。普段は、ラノベとかも読みますね。
へ:将来も絵は続けていくんですか?
む:個人的な趣味として続けたいと思います。大学生になったらもっと活発にやるつもりです。
へ:なるほど。ぜひ、楽しんでください!

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↑ 獅子児祭SNSアイコン。
こちらもむたいえ君に制作していただきました。

【番外編】

む:この前、懐かしみながら妖怪ウォッチをやったら、ゲーム内でオオクワガタをGET出来たんですよ。そんで、飼いてえ、ってなって。
へ:え、(笑)。
む:昆虫好きの友人に譲ってもらってリアル・オオクワガタを手に入れることができました。今ちょうど、飼ってます。
へ:ゲームでかっこよかったからリアルでも?それはすごい……。

む:地元は国立(くにたち)なんですけど、小さいころから昆虫が好きでした。小学校の時は、一橋大学をそれと認識せずカブトムシの生息地だと捉えていました(笑)。僕の中では「カブトムシのいるところ」でしかなかったんです。
へ:それも面白い話。話それたけれど聞けて良かった(笑)。
今回はどうもありがとうございました!

むたいえ君。背景がドラゴンボール感。

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へいすてぃ(論説委員・高校2年)

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