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VOCALOIDの魅力はどこにあるのか(後編)
前回、VOCALOIDが普及した理由について話した。
今回は本題である、VOCALOIDの魅力について話していきたいと思う。
VOCALOIDの文化を作り上げていく「一体感」。2次創作を楽しめるというメリットは、異なる分野のクリエイターやファンを繋げてくれる。例えば初音ミクにネギを合わせるというアイディアも、発売元からではなく、2次創作から始まった文化である。
2次元とも3次元ともつかない、2.5次元とでもいうようなVOCALOIDは、従来のいかなる文化とも違う、新たな文化形態を生み出した。
初音ミクの文化を成長させていく。新しいものを作り出していく。そのメンバーとしての楽しさを体感して欲しい。
ここでボカロ曲を、1曲紹介しよう。
きっとVOCALOIDならではの良さを感じられるだろう。
「最高速の別れの歌」として知られるこの曲。ワンフレーズ目から、突き放される速さ。
歌詞には、初音ミクは人々に使われなくなったとき、その存在がなくなってしまうのだ、という悲しみが表現されている。
VOCALOIDの存在意義とは何か考えさせられる曲なので、是非聴いて欲しい。
2回にわたってVOCALOIDについて語ったが、ここまで読んでくれた方に感謝を伝えたい。
そして少しでもVOCALOIDの魅力を伝えられたのなら幸いだ。
お付き合いいただきありがとうございました。
藍出 青人(論説委員・高校1年)
Photo by James Owen on Unsplash
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