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中学生の僕でも世界は変えられるんだ。

0章|はじめに

まず、先に注意書きをしておきたい。

このnoteは中高生の無謀な挑戦を助長するものではない。

最近、Twitterなどで「稼ぐ中学生」「初月○○万円達成!」
などといったプロフィールをしたアカウントが増加している。

僕がTwitterやnoteを始めたのは紛れもなくキメラゴンがバズった時。

「中高生でもお金を稼ぐこと」「お金を稼いでほしい物をたくさん買う事」に憧れていたのは事実だ。

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(Twitterを始めてから約1か月の2020年2月の写真)


当時の僕はプロフィールに” 「中学卒業までに月収○○円目標!」
などの収益を上げることを喜びとして活動をしていた。

ですが、2020年1月から約1年継続してきて、だいぶ活動当初と意見も目標も
変わった。

決して稼ぐことに対して批判するつもりは全くない。
が、凄く軽く「起業」を謳っている人には1度踏みとどまって
考えてほしい。

そんなわけで、今回も自分の考えについて発信して行こうと思う。

1章|自己紹介

僕は埼玉県に住む中学3年生。
名前は広瀬楽人。”楽しい人”と書いて”ガクト”と読む。

よく名前の事を紹介すると、「親御さんはGACKTさんファン?」と
聞かれることがあるが、まったくそんなことはない。

お父さんもお母さんも音楽が好きで、お父さんは音楽系の専門学校へ。
お母さんは幼稚園教諭になるために短大へ通った。
音楽の”ガク”と”楽しい”を掛け合わせた人で楽人だ。

そして、僕には姉がいる。姉は”和音”と書いて”カズネ”と読む。

そんな音楽が好きな広瀬家だ。実際、家族全員楽器をやっている。
(母:ピアノ 姉:ユーフォニアム&チューバ 僕:トロンボーン 父:ギター)

中学校は地元にある公立学校と一条校ではないN中等部に通っている。
今はN中等部に週5日通っているが、去年はN中に3日、公立学校に2日の
ハイブリッド通学を行っていた。

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※N中に関しての詳しいレビューや説明は下記のマガジンをチェック!

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お仕事関連だと
NowDo株式会社にて中高生向けソーシャルスクール「NowDo」の製作
株式会社クリスタルロードにて新規事業の立ち上げを行っている。


2章|僕がSNS発信開始当初に叶えたかった夢

さて、自己紹介も終わったところで本題に入っていこう。

僕が活動を始めたきっかけは2019年12月に開催された
日本財団さん主催の「ソーシャルイノベーションフォーラム
を見に行ったことだ。

実際起きている世界の問題やSDGsについて、自分の中の世界が
”日本”から”世界中”に切り替わった瞬間だ。

その時まで僕の中では自分の周りの出来事だけで生きていた。
本当に狭い世界だったのだ。

見えるようで見えない社会問題や経済格差などを目の当たりにした。

そんなフォーラムには2日間参加し、家につきひと段落した後、
当時僕がよく使用してた「ひま部」というアプリの保護者向け資料を見た。

というのも、言い方は悪いかもしれないが、当時のひま部は援助交際の
温床になっていた。女子中高生と繋がり、実際会ったり外部SNSの交換が
横行していたのだ。

そんな中で、僕が見た保護者向け資料にはこんな内容が書いてあった。

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この資料を見て、自然と涙がこぼれた。

僕たちが今楽しんで生きていても、その裏側にはつらい思いをしてる人が
いたんだ。それが自殺に繋がり、日本の若年-青年期の死因1位は自殺だ。

すぐ、Googleで「自殺 阻止する方法」 「WHO 自殺 定義」など
自殺に関連することを調べた。

調べた後、覚えたてのスキルを使ってスライドにまとめる。

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スライドにまとめ終わった頃には、この問題の大きさに再度気づかされた。

そして、全力で解決しようとしているひま部を悪いように使っている人を
許せない気持ちが今までの数百倍強く感じていた。

そして、2020年、自分で自分の想いを試すため。
Twitterとnoteを開設したんだ。

当時は中高生の自殺0が目標!と自分のプロフィールに記載していた。
大きい夢をひま部の運営さんに勝手にもらったからだ。

(ちなみに、ひま部は2019年末でサービスを終了し、新しく「Yay」を
リリースした。一緒に挑戦してる感があって少し嬉しかった。)

自殺0にするにはは必然的に教育を変える必要があることも感じていた。

そして、自殺0はただの夢であり達成するためには何か行動をする必要が
あると思っていた。

僕は「中高生専用のコワーキングスペースを全国に作ろう」と思っていた。
家がつらくて、学校がつらくてもいつでも駆け込めて、自分の好きなコトがたくさんできる場所を、夢を追い続けられる場所を作る計画だった。

ただ、費用面や新型コロナウィルスが流行りだしたこともあり、
早期にその夢は諦めてしまった。

正直、「俺がネットで稼げば行ける!!」と浅い気持ちで考えていた。
稼ぐことの大変さ、難しさを改めて実感し、非現実的なことに気が付いた。

3章|夢を失い”出口のない迷路”に入ってしまう

そんな理由で、自分が凄く熱意をもって語っていた夢を失ってしまう。

自分のせいだということは十分わかっていた。
だからこそ、自分のことを攻めた。

この後どうしたらいいのかわからなくなっていた。
自分がどのように立ち振るまっていけば良いかわからず何度も挫折した。

発信できないことでの悔しさ、それからくる無力感。
noteも書き進まない。Twitterの伸びも悪い。

自分が何をしたいのかがわからない。
悪いことばかり想像してしまう。どんどん悪い方向に傾いていった。

4章|改めて気づかされる仲間の大切さ

そんなこんなを経て、N中等部の卒業式がやってきた。
僕は事前に次年度にキャンパスを移動することが決まっていた。

中学3年生の先輩方と一緒に旅立っていく。

そして、僕らだけではなく先生にも異動があった。
僕がすごく好きだった先生だった。

話していて楽しくて、知識もたくさん持っていた。
僕の憧れでもあった先生だ。

もちろん僕も移動だったが、その先生は全く違う部署への異動だった。
もう現場には出ない。先生には会えないのだ。

新型コロナウィルスで卒業式も中止になり、大会も一緒に出た先輩には
会えないまま中学3年生になる。

メンタルがやられていた僕だが、そんな状況なのになぜかやる気が
湧き出てきた。

多分、相当悔しかったんだと思う。人生でトップレベルで。
鬼の様に努力して、自分がもっとすごい人になって、先生とまた会うんだ。
先輩や、先生や、高校に行った友達と再会した時、胸を張って

「僕、すごい頑張ってますよ、成長したんですよ!」

と言えるように。

まず、落ち着いて自分の中で再度考えをまとめてみた。
自分が何をしたいのか、将来どんな人になりたいのか。

そして、僕は「教育を変える」にたどり着いた。
自殺0のこともあり、自分が過去いじめでつらい思いをしたことも
ADHDだったけどうまく周りに説明できなくて悔しかったこともある。

自分の力で、”学校に行きたくない”をなくすために動き始めた。

5章|教育を変える挑戦

2020年の4月ぐらいだろうか。

教育を変える中学生」として再スタートを切った。
同時にN中等部の新しいキャンパスでの学習も始まった。

教育を変えるために、まずは今の教育の現状を世界に発信しよう。
自分の体験や、学校の授業を受けて思ったことを。

今、この不確実な21世紀に必要な教育はどんな物なのか。

そんなことを中学生ながら書き続けた。

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そんなことを継続していたら今や1668人もの人にフォローしていただけた。

確かに、Twitterやnoteを継続するのは簡単なことじゃない。

だけれども、夢があってそれを全力で追いかける冒険の中で、
noteやTwitterを活用するのは超効果的だった。

僕はnoteを書くのも、Twitterを継続するのも
目標じゃなかった。あくまでも手段であり、夢は教育を変えること。

だからこそ、気楽に、自分が好きなようにSNS発信を行っていくことにした.

6章|戦うなら得意なフィールドで戦おう

僕が覚えている一番古い記憶は2歳の時。
PCをやっているお母さんの膝の上に座っている時だ。

PCの扱いが比較的得意だった両親に影響され、小学1年生の時には
オンラインゲームやE-Mailの送信はへっちゃらだった。

もちろん、特に練習はしていないがタイピングはある程度できた。

そして、僕は文字を書くことが苦手だった。
小さいマスに文字を書いていくと、痛みのようなものが生じる。

だから、文字を書くよりもはるかに打ち込めるタイピングをして
授業のノートを取りたかった。

が、もちろん許してくれるわけじゃない。
授業中はノートを取らず、ひたすら先生の話を聞く。

小学校の授業だったこともあり、それでもテストじゃある程度点数は取れた.
少し教科書を読めば70点を取ることは難しくはなかった。

だが、中学校に入ってからはそうではない。
定期テストと呼ばれるクソナガテストが2か月に1回やってくる。

そんなこんなで半年ぐらい中学校生活を過ごしてみて、

「僕が戦うフィールドはここじゃないな。」

そう思った。

誰でも得意なことはあるはずだ。だが、得意があるなら苦手もある。

僕は文字を書くのが苦手。ルールに縛られるのが苦手。
せっかく時間をたくさん使うなら、自分の得意なフィールドで戦えた方が
みんなハッピーになる。

だからN中等部に入学したのだ。

そして、タイピングも得意で話すことも得意だった。
インターネットも僕が戦いたいフィールドだった。

だからこそnoteとTwitterを始めた。

学校が苦手なら、学校じゃない場所で。
学校が得意なら、学校で戦えばいいさ。

僕はそんな”得意”を伸ばせる世界を創りたいとも思った。

そんな自分の得意なフィールドで舞いまくっていた僕。

2020年6月中旬、元日本代表の本田圭佑さんにNowDo株式会社に誘われた。
新しいカタチの学校を創りたいとのことだった。

僕にとって、今まで行ってきた活動は特別凄いことだと思っていなかった。
フォロワーも1000人に届かなかっただろうか。

だけれども、”自分の得意”を伸ばしまくった結果、好きなコトを夢にできた.

活動は特別凄くなくても、自分なりには努力してた。
上には上がいる。その反面下には下もいた。

だが、そんなことはどうでもよくて、自分の夢だけを追い続けた。

7章|NowDoに出会って、気づいたこと。

そんなこんなで、本田圭佑さんと働くことになった僕。

新しいカタチの学校を造っていくにあたって、
世界の教育の問題をもっと調べていくとあることに気が付いた。

貧困と教育は繋がっていて、ずーっと負のスパイラルを起こしている。

お金がなく、良質な教育を受けれずに、無知のまま進んでいき満足いく
給料が貰えない。
お金がないと、良質な教育は受けられない…

国際貧困層」「相対的貧困」「7人に1名は貧困で悩んでいる

この3つのことにも気が付いた。

国際貧困層は1日1.9$(約199円)で生活している。
教育を変えるには貧困も変えないといけないんだ。

そして、自然と貧困のことにも興味が湧いた。
政治にも、国際社会・国際情勢についても勉強した。

8章|新しい夢ができました。

超急ですが、そんなこんなで、1年間を過ごしました。(笑)

自殺を0にしたいから始まり、挫折を繰り返し
教育を変えるための活動を続けてきました。

途中、ベビーカーの商品開発にも手を出したっけな。

沢山の経験を経て教育と貧困の負のスパイラルに気が付いた。
僕の家も決して裕福とはいえる家庭ではなかった。

「全ての子供が良い教育を受けられる世界を創る。」

これが僕の夢新しいです。

経済的にも、技術的にも、様々な面に及ぶと思います。

上手くいかないことも今まで通りたくさんあると思う。
逆に増えると僕は思っています。(笑)

だけれども、僕はこの夢を全力で追いかけたい。
僕が、僕の手で世界を変えて見せるんだ。


9章|これから夢を追いかけたい人へ

これから夢を追いかけたい中高生はたくさんいると思います。

僕たちは同じ仲間であって、みんなで夢を一緒に追いかけたいなぁ、と
僕は思っています。

こんな経験をすることは自分にとっても経験になって
今思えば「noteとTwitter始めてよかった」と思っています。

が、例えば法人を立てることだったり、起業することだったり
お金を稼ぐことを目標にしてる人には1度考えてほしい。

結局、あなたは何がしたいの?

結局、お金を稼ぐとしてもその手段として、起業するとしても社長になるとしても、やることはただ1つで

”自分の夢/目標を追いかけること”

だと思っています。

途中、何度進む道を変えてもいいと思う。
迷うことも時には重要で、絶対ぶつかる壁だと思うから。

でも、結局行動を起こした後、待っているのは現実。

キラキラした社長になれるのは成功した人のほんの1%。

目標がないなら、まずじっくり考えてみてください。
目標が見つかったら、ひたすら追いかけてください。
目標が無くても、いつでも追いかけられるように準備してください。

僕がこれから活動を始める/活動を始めたての人に伝えたい3つのことです。

考えることも大して悪くないですよ!みんなで成長中毒しましょう。

10章|最後に

だいぶ長くなってしまいましたね、お時間いただいてしまいすみません。。
文字数も5500文字を超えて、僕の中で史上最大規模になりました…!

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サポートしてくれると助かります!

これから世界を変えていくための費用にします。


それじゃあまた!お時間ありがとうございました。




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