地域おこし協力隊

協力隊活動の、スタートダッシュを考える

こんにちは!
NPO法人学生人材バンクの原田です!
学生人材バンクの活動をもっといろんな方に知っていただく為、今後は私を含めて職員が、情報発信に力を入れて取り組んで参ります^^
それは固い活動内容から、日々の私たちの思いまで、いろんな情報をお届けできたらと考えています。
その一発目として、原田が最近感じていることを話します!

テーマは「協力隊1年目の過ごし方」です。

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先日、地域おこし協力隊研修会の企画に関わり、1年目の協力隊の方へお話させていただく機会がありました。

その中で、1年目の隊員が
「任期後に応援してもらうために、ぜひ意識して欲しいこと」
についての話をしました。
今日はそのあたりを少し詳しくお話させていただけたらと思います。
ポイントとしては、以下の通りです。
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3年後の応援をしてもらうために

①挨拶、声かけを大切にする
→信頼は日々のコミュニケーションの積み重ねによって生まれます。
とにかく会う人会う人に挨拶をして、自分を知ってもらってください。

②人との繋がりの中で、次のステップ(新しい人の紹介、次の仕事)に繋がることが多い
→だからこそ地域の人、1人1人との繋がりを大切にしてほしいです。

③顔を見せる機会をぜひ活かしてほしい
→「人は人に共感する」と言われているように、対面で話すことなしに信頼関係は生まれません。
→だからこそ、地域の人と顔を突き合わせて話せる地域行事に顔を出すことを、意識していただきたいです。

目的としては、
▼日々のコミュニケーションなしに、地域との信頼は生まれないから
▼自分の活動に協力してくれる地域の人材を見つけるきっかけになる
→そういった人材との連携が取りやすくなるからです。
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最初は絶対出よう地域行事


ここまで説明したように、地域行事に出ることは
「自分の活動をよりよくする」
為にも非常に大切にしていただきたいです。
なぜなら、地域との信頼関係を築く為です。


その為に、地域での総会・共同作業・地域での運動会・地域でのお祭りなどに積極的に顔を出すようにしてください。
→こうした日々の小さなコミュニケーションの積み重ねが、信頼の積み重ねに変わり、自身の仕事に結びついてきます。

そうはいっても、なかなか地域の行事がいつどこであるかはすぐにはわからない場合があります。そういった場合には、


▼地域の区長さんに年間予定を確認
その上で出られない場合には、区長さん・近所の人に連絡してください。
→ここでの細かい連絡が「お前、なんであの時来なかったんだ」という細かなトラブルを回避するポイントになります。

▼地域でのキーマンがおられたら、できる限り声かけする
「私、今度あのイベントに行くので、よろしくお願いします」
この一言があるだけで、地域での印象が本当に違ったものになってきます。
→特に、地域では小さな繋がりを大切にするので、この辺りのポイントは意識するようにしてください。
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ここまで地域行事に出る大切さについてまとめてきましたが、
その理由を以下にまとめました。


①きっかけは身近な人が持っている
逆に言えば、身近な人の支援を得られないのに、その他の人の力を借りることは本質的にはできないと思います。
また協力隊活動をよりよくするきっかけは、地域の身近なところにたくさん転がっています
→身の回りの環境を今一度見直し、小さなアクションを大切にするようにしてみてください。


②「地域おこし協力隊」というネーミングや、給料の出所も影響している
「地域おこし協力隊」という名前がついている以上、地域の為に活動するのは当然という意識で見られてしまいます。
また、お給料が税金から出ている事実がある以上、地域の人の目も少しシビアになります。
→そこで自分自身が置かれた立場をもう一度理解した上で、活動することを意識してみてください。


③地域おこし協力隊という制度の細かい部分はあまり理解されていない
自分たちの活動を理解してもらう為にも、地域行事が大きな意味合いを持つようになります


④地域の人との接点が減って活動が見えなくなると、地域の人はすごく不安になる。
「あいつは本当に活動しているのか?」「全然地域の為に活動してないじゃないか」そんなことを言われかねません。
→せっかく情熱を持って、一生懸命活動しているのにそんなことを言われてしまっては、すごく悲しいです。

どれも当たり前なことに聞こえるかもしれません。
でも、意外とできていない人が非常に多いです。
だからこそ忙しい中大変だとは思いますが、自分の活動を守る為にも
地域行事参加の時間は必ず作るように、是非とも意識してみてください。

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