見出し画像

脳内で会議をしすぎ

おはようございます。

先日やっと一人暮らしに戻り、日常が戻ってきた感じがします。なんやかんやいつも通り過ごすのが落ち着きますね。数日前に成人式等のイベントも終えてきました。

お祝いくれた方、KANSYA!

そして今は眠気がすごく、コーヒーで無理矢理脳を起こしています。というのも昨日から勉強に本腰を入れており、集中力を欠いている時間も出来てしまっているのでnoteを書いた流れでこのあとも頑張りたいと思います。


本棚

天国はまだ続く/瀬尾まいこ

年が明ける前に読んだ本なのですが、結構好きだったので記録もかねて。図書館で借りたのですが、個人的に買いかな~ってくらいにはおすすめです。

瀬尾さんの本は最近になって何冊か拝読していますが、現代的な内容にフォーカスを当てたストーリーや感情の細やかな表現に誇張なしのリアルさがあって、自分の延長を見ているような感覚があるな~と思います。

軽ーいあらすじとしては、息が詰まりそうな毎日で自殺願望を抱いた主人公が山奥にたどり着き、そこで結局自殺は未遂で終わり大らかな自然の中で自分を見つめ直す・・という感じのお話です。

主人公は(瀬尾さんの本は他の本でもそう言う人が多いのですが)心の中で色々考えすぎてしまう人です。私が印象的だったのは、最初の自殺を考えているときの言い知れぬ絶望感とかもう全てがだめなんだっていう状態から、自殺が未遂で終わりハッと目が覚めたときのどこか拍子抜けした気持ちの変化を文章で表現出来ていたところです。そう言う気持ちの沈みや、反対に暗かった夜から全部洗われたみたいな朝が来たときの、世界がちっぽけに見えて来る感じって言語化できない部分だと思っていました。

あと、行き着いた先の田舎で面倒を見てくれる人物の「言葉に出来ないけど安心する」人柄も伝え方が上手だなと思いました。一定の性格だけでなく、主人公と正反対みたいな人も幅広く表現できるのは、(作家さんとしてはなんてことないのかも知れませんが)人として豊かだな~と思います。

この主人公の素敵なところは「思い立ったら即行動」が出来るような成長を遂げていたところです。人に助けられながらも、したことない小さな経験をいくつも重ねて行くことで暗かった過去から遠ざかって前に進んでいきます。話の終わりで主人公のする決断にも強い覚悟を感じました。

かくいう私も、解決できない話で悩むことが多々あります。この本はそういうどうしようもない気持ちからの脱却や気分的な変化をもたらしてくれる一冊かな~と感じました。ファンタジーよりは現実味の強い本です。


脳内で会議をしすぎ

前の話の延長線みたいな内容ですが、年末年始で一番感じたことはこれでした。家の事情や個人的な問題をここに書いても空気が葬式になるだけなので控えますが、兎にも角にも胃を痛める日々を送っておりました。

病みやすいんです、ほんと、はあ。


色々ありつつ一人暮らしに戻った昨日は、活動時間は合計で二桁に及ばないのではというくらい寝てしまいました。私、今まで考えすぎることはあれど疲れの反動で目を覚ますことが出来ないという経験をしたことがなかったので普通に「流行病にかかってしまったんだ」と思ってそれはそれで誰にも言えないまま落ち込んでいました。

今日の朝もいつもより遅い起床になってしまったのですが、色々な人に話を聞いてもらった感じだと熱や喉の痛みも一向に出てこないし、ストレスの蓄積説が出ました。体の冷えや悪寒と本当に異常な眠気があったので風邪を引いたと思い込んで震えていました。(多分それもストレスになっていた負の連鎖)

こうなったのは本当に要因の積み重ねとしか言い様がなく心の消費過多だったの一点でしょうね。

前の本の話ではないですけど、私は脳内で考えの及ぶ必要のない範囲まで思考を巡らせてしまいます。悩んでいた話を友達に全て話してみたら「広い範囲まで考えすぎ」と一刀両断され、目から鱗でした。これって簡単な話ですが実際に結構衝撃的で、全ては「自分ひとりの問題」だと、または「自分の動き方一つで解決できる」と思ってたというおごまかしさすら感じました。国会ですらあんな大人数が話し合っているのに、私は一人で何が出来ようか。

考えることは悪いことではないけど、ここまで抱え込んだところで生産性がないどころか、結果的に残ったのは心身の疲労として表れた不調しかなかったのでなんか・・・・・・何だったんだろう・・・。

脳内の作戦会議がきっと下手なんです。自己完結の結果、必ず物事を良くない方向に考え、それに対して悩んだり準備したりする癖がついてしまっているなあといった感じです。

対処法というか悩みの種の根本的な解決にはならないのですが、人に話を聞いてもらって自分ひとりの世界や価値観から引っ張り出してもらうのってかなり助かるなと思いました。これって他責的な感じもありますが、話を聞いてくれるよって言ってくれた人には多少頼ってもいいのかなと思えましたし、私の友達がこんな状態だったら普通に心配です。しかし事実、人に頼るのが下手で人から「どうした?大丈夫?」と声をかけていただいたときに初めて他人の存在に気付いた感じなので、それはそれで面倒くさいタイプの甘えだと今なら思います・・・。ゴメンナサイ

今も脳内で気を抜くと会議が行われてしまいますが、簡単な話「一人で悩む時間を減らす」という方向で生活したいと思います。それと明日から本格的に学校も始まるので外の空気を吸いつつ勉強を頑張ります。


さて、どんよりとした記事になってしまって申し訳ないですが、週の後半もゆったりと無理せず頑張りましょう!!!!!!!!!!!(なけなしの気合い)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?