臆病さと勇敢さのあわいを楽しむ。文月悠光『臆病な詩人、街へ出る』を語る。
18歳で中原中也賞を受賞したJK詩人。
文月悠光。
東京に出てきて年を重ねた“臆病な”彼女が街へ出た・・・
立東舎『臆病な詩人、街へ出る』
それは彼女の冒険譚であり成長譚。
八百屋へ行き、TSUTAYAへ行き、ストリップを見に行き、
フィンランドへ行き、恋愛をし、言葉を綴った。
果たして臆病な詩人は街に出て
何を思い何を考えたのか?
そして詩人は臆病ではなくなったのか?
そして詩人、文月悠光はどんな思いを込めて、
どう言葉を紡いでいるのか?
もうJK詩人とは呼ばせない。
『臆病な詩人、街へ出る』からの一節を 朗読もしていただいています。
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文月 悠光
詩人。1991年北海道生まれ、東京在住。中学時代から雑誌に詩を投稿し始め、16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年生のときに発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少18歳で受賞。早稲田大学教育学部在学中に、第2詩集『屋根よりも深々と』(思潮社)を刊行。2016年、初のエッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、第3詩集『わたしたちの猫』(ナナロク社)を刊行する。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩の朗読、詩作の講座など広く活動中。〈文月悠光〉は、14歳のときに詩を投稿するために考えたペンネーム。最新刊は立東舎刊『臆病な詩人、街へ出る。』
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