“世間とは、普通とは・・・”ドリアン助川が語る『新宿の猫』。
舞台は新宿。
ゴールデン街の小さな居酒屋。
そこに通う駆け出しの構成作家、山ちゃんは店の女性店員、夢ちゃんと出会う。
ドリアン助川『新宿の猫』(ポプラ社)
世間、社会とちょっとズレている二人はやがて惹かれ合う。
仲を取り持つのは新宿の猫たち。
でも、
世間、社会とは何?普通って何?
誰もがちょっとづつズレている・・・
やがて二人は・・・
物語を紡ぐのは、詩人、作家、道化師のドリアン助川。
その人生経験から優しく、切なく語りかけます。
“人と違う道を歩んでも、その違う道で綺麗な花が見つけられればそれでいい”
“一つ一つ具体的にやっていくしかない、後でそれが無駄だとわかっても”
若かりし頃の自分も投影されているというこの物語。
じっくりと語ります。
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ドリアン助川
1962年、東京都生まれ。詩人・作家・道化師。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。放送作家等を経て、1990年「叫ぶ詩人の会」を結成。1995年から2000年までラジオ深夜放送のパーソナリティを務め伝説的な人気を博す。小説『あん』は十二言語に翻訳され、2017年、フランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞(Le Prix des Lecteurs du Livre du Poche)」を受賞。日本ペンクラブ理事。最新刊はポプラ社刊『新宿の猫』。
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