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“主人公は私に似ている。”遠野遥『破局』を語る。

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昨年11月、『改良』でデビュー。

今年7月、『破局』で第163回芥川賞受賞。

遠野遥。

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本の帯にはこうある。

“いびつなキャンパスライフ”

“新時代の虚無”

本人は言う。

「そんなにいびつ、虚無だとは思わない。そんなに変ですか?」

重ねて言う。

「主人公の陽介は僕に似ている・・・」

28歳の鬼才が紡ぐ物語の舞台は自身の出身校、慶応大学でもある。

その物語はどのように書かれたのか?

そしてその眼差しはこの時代、社会をどのように捉えているのか・・・

「誰もがどこからしら“いびつ”だった“虚無”だったりするのではないか。」

作家としての芯のようなものは、ある程度ブレ続けていたいことだと言う。

物語にも通じるのか、通じないのか。

若き才能の世界観をじっくりとお聴きください。

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遠野遥
1991年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。東京都在住。2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞しデビュー。2020年『破局』で第163回芥川龍之介賞を受賞。

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