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“街は綺麗にはなった。でもそこで止まっていることもある。”佐藤厚志が語る『荒地の家族』。


仙台市在住。
書店勤務を続けながら作家として活躍を続ける。
「象の皮膚」が第34回三島由紀夫賞候補に。
そして最新刊「荒地の家族」で第168回芥川龍之介賞を受賞。

佐藤厚志『荒地の家族』(新潮社)


舞台は宮城県の亘理町。
この本の中では“災厄”と記されている
東日本大震災の後の造園業を営む男と
彼を取り巻く人々の日々が綴られている。

物語執筆の背景。
“災厄”を抱えながら暮らす人々このこと。
壮絶なノンフィクションをフィクションで描くということ。
そこで暮らす作家だから描けた“災厄”後の日々。

“街は綺麗にはなった。でもそこで止まっていることもある。”

じっくりとお聞きください。

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佐藤厚志

1982年宮城県仙台市生まれ。東北学院大学文学部英文学科卒業。仙台市在住、丸善 仙台アエル店勤務。2017年第49回新潮新人賞を「蛇沼」で受賞。2020年第3回仙台短編文学賞大賞を「境界の円居(まどい)」で受賞。2021年「象の皮膚」が第34回三島由紀夫賞候補。2023年「荒地の家族」で第168回芥川龍之介賞を受賞。これまでの著作に「象の皮膚』」新潮社刊)がある。


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