子どもたちからの “エール” 「楽しい授業」って?

9月から受け持った理科の授業。無事すべて「修了」となりました。「終わった!」という安堵と、「この授業で学力はついたのだろうか?」という疑念が入り混じる中、最後の理科の授業の終わりの挨拶。

すると、子どもたちから思わぬサプライズが。
「1年間、ありがとうございました!」

と、お手紙をくれたのです。
少し、紹介させていただきます。

「理科の授業、ありがとうございました!実験が楽しかったです」
「ありがとうございました!いつも先生だけが前でやる実験じゃなくて、班でやらせてくれたのが楽しかったです。理科が嫌いじゃなくなりました」
「ありがとうございました。理科は今まで苦手だったけど、何より楽しかったのは実験です」

等々。
彼らは、「コロナ」で、実験が満足にできなかった学年でした。「蜜を避ける」という名目で、教師が前で実験をして、それを子どもは見るだけ…というスタイルが、多くの授業で取り入れられていた、と聞きます。
手紙では、多くの子どもが「理科は嫌い(苦手)でした」と書いていました。

思い返すと、小学校、中学校、高校と上がるにつれて「授業つまんねー」という声が増えました。
高校では「講義調」の授業が問題となっていましたが、やはり、何かしら「手を動かす」活動がないと、授業はつまらないものになってしまうのかな、と感じます。

学力の定着は、授業として大前提だとは思いますが、その「定着の方法」に、「作業」を加える、そんな本ができれば良いなぁ、と思いを新たにしました。

(いつも腹ペコS)
※アドバイス等ありましたら、ぜひお聞かせください!勉強させていただきます。


お手紙をもらいました!感動でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?