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文化庁の助成をねらえ!

いきなり現実的な話で恐縮ですが、展覧会の実行はとかくお金がかかります。

作品をよそ様から借りてくる場合は、その輸送費。1回ウン十万円〜。
チラシやポスター、展覧会図録をつくるためのデザイン費や印刷費。ウン十万円〜。
展示の造作(仮設の展示台やバナー)の制作費。ウン十万円〜。
展示作業を行う際の人件費などなど。ウン十万円〜。

所蔵品だけを使った常設展ならともかく、企画展の場合はこれらの費用がフルで掛かることになります。美術館の規模によっては、これらの費用がすべてゼロひとつ増えます。

しかし、美術館にはお金がない!(ドンッ)

これが現実であります。

そこで当然のように、学芸員にもお金をかき集める工夫が求められるわけです。

国の展覧会支援事業

さて、展覧会実現のために積極的に狙いたいのが、各種助成金です。

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