【微妙なところ】作業・仕事のお供としてのAirPods Pro
先に結論を述べると、基本は最高、▲人の声、▲マイク、×まれに途切れる
な感じです。
「基本は最高」なところについては、↓の記事をどうぞ。Apple製品のお供としてのノイズキャンセリングイヤホンとしては、最高です、ほんと。
人の声はそれほど遮らない
だいぶ低減してくれるのは間違いないんですが、ヘッドホン型の「Sony WH-1000XM3」に比べるとそれほど人の話し声は遮りません。
よくカフェ作業をするのですが、近くに団体様がきてしまったときは、集中が途切れることが多いです。普通に話している分には気にならない程度に低減してくれるわけですが、盛り上がって音量があがってくると…という感じ。
カフェなどでより没入して仕事がしたい、という方は前述の「Sony WH-1000」シリーズか、「BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700」あたりをお好みで選ぶのが良いかもしれません。
ちなみに、SonyのWH-1000XMシリーズは、そろそろ新型が出ると思うので、それを待つのもありかと思います。
会議用マイクとしては使えるけど音質は良くない
これはAirPods Proに限った話ではないんですが、やっぱりワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの通話音質は良くないです。
毎週プログラマーさんのメンタリングをリモートでさせて頂いているのですが、有線イヤホンと比較してもらったところ、いわゆる「ラジオ音質」になるみたい。
詳しくは調べきれてないんですが、技術的なところでいうとBluetoothの規格に問題がありそうなところ。通話には「HFP」というBluetooth内の規格(プロファイル)を使うのですが、これの帯域がいまいちっぽい。
PCWatchさんの以下の記事が参考になりますが、ワイヤレスに良好な音質の通話をするなら、「HD Voice」というものに対応する製品を使うのが良いっぽい。AirPods Proや、いわゆる普通のワイヤレスイヤホンには多分ついてないです。
素直に会議用のものを用意するか、有線イヤホンを使うのがよさそうです。
しばらく接続して音楽をきいていると、ぶちぶち途切れる現象が時々起きる
これはAirPods Pro単体というよりは、MacやiPhoneとの連携の問題であるみたいなんですが、やたらと音が途切れて視聴に耐えないときがあります。
度重なるアップデートを経て最近はあんまり起きてない感じがしますが、こういうこともあるかもよ、くらいには認識しておいたほうがいいと思います。集中力めっちゃ削がれるので…
調子の悪いときは、各端末のOSアップデートをしっかりしたうえで、AirPods Proのリセットや、iPhone、Macのリセットをすれば直ることが多いみたい。
まとめ
というわけで、AirPods Proの作業のお供としての微妙ポイントでした。
基本的には素晴らしい製品ですので、マイクに期待さえしてなかればいいんじゃ無いかなーという感じです。
次は多分、Sony WH-1000XM3の話かな?明日もよろしくお願いします!
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