コードレビューだけは優先的にやる理由
コードレビューというのは、プログラマー同士でそれぞれのコードをレビュー(検査、査読、チェック)を行って、誤りを防いだりより良いコードを記述していくための仕組みです。
その効果については割愛しますが、優先的にやった方がうまく進むこと多いよねーという話を少し。
1. レビューが早いほどメンタルにいい
レビュワーにとってもレビュイーにとってもよいです。
レビュイーにとっては、レビューされるまでは「反応待ち」なわけですから、多かれ少なかれ「不安」の材料になり得ます。不安が起こり得ないような信頼関係や心理的安全性の担保が理想ではありますが、お互い人間ですので最終的には何があるかわかりません。
その未知、不安が早めに解消されることは、メンタルの安定に役立ちます。
レビュワーにとっても、「待たせてしまってるなー」とか思わないですみますし、チーム全体の仕事を滞らせなくて済みます。
また、レビューが早いということは開発のサイクルが早いということですので、コミュニケーションが多くなりがち。コミュニケーションの量は信頼関係に直結しますから、組織全体のメンタルに一般に好影響なはずです。
2. 仕事が早くなる
レビューが早ければ、そのソースコードを採用(マージ)するにしても、改善するにしても、次のステップに進むのが当然早くなります。レビュイーが手持ち無沙汰にならなくて済みますし、反応が早ければやる気もでます。
また、書いたばかりのソースコードなので記憶が新しいですから、修正にしても早く修正することができます。
チーム全体で開発スピードを高めるなら、レビューの優先順位は高めがいいだろうなーって思いますね。
どの程度優先するかはチーム次第
個人的には1日の始まりはレビューから、くらいがバランスいいんじゃないかなーと思っていますが、とにかく最優先にやるというのも場合によってはありかもしれませんし、1段落自分の仕事を終えた段階でやるとか、そんな感じもよさそうですね。
わたしは今のところ1日をレビューではじめて、あとは自分の仕事の状態に応じてちょくちょくやるようにしています。
今回は以上です👨🏻💻
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