タッチアップ

ついうっかりやってしまいがちなのが家の鍵のかけ忘れ。

たとえかけ忘れていなかったとしても、外出して10分後に「あれ?鍵ちゃんとかけたっけ?」という不安にしばしば苛まれる習いである。

ただ、本当に鍵をかけ忘れる時というのはだいたい決まっている。


それは焦っている時!遅刻しそうでギリギリな時!これに限る。


野球のタッチアップ。

これはランナーがノーアウトがワンアウトで三塁にいる状況で、バッターが外野フライを打って、サードランナーが一度三塁ベースに帰塁してから、外野手の捕球と同時にホームベースに向けてスタートを切るプレーである。

一度帰塁してからスタートするというのは、一度玄関前で立ち止まって鍵をかけてから出発するという行為とよく似ている。

タッチアップでもしばしば、ランナーの帰塁が早いということで、たとえホームにセーフのタイミングで到達したとしても、アウトになるケースがある。思い出すのは2006年のWBC第2次ラウンドの日本VSアメリカのタッチアップをめぐる世紀の大誤審だが、、、

それはさておき、鍵の閉め忘れもタッチアップの帰塁早すぎ案件も、結局のところその原因は、ギリギリの勝負でつい焦りすぎちゃうというところにある。焦っているから、鍵を閉めることとか帰塁をちゃんとするとか、そういうところが疎かになってしまうわけだ。


そこで教訓。

タッチアップも外出も焦るでない!!


ギリギリの勝負の時こそ、ちゃんと帰塁する・鍵を閉めるという、心の余裕を意識的に持つようにしよう。

鍵をかけるとか帰塁をするなんていうのは、ほんの刹那的な時間のお話さ。そこで時間を短縮しようとしたって、間に合わないもんは間に合わないさ。逆に間に合う時は間に合うんだよ。


だから焦らず落ち着いて、鍵だけは、いったんちゃんと帰塁して、確実にかけるということを常に心がけておこう!!


たとえ会社や学校に間に合っても、泥棒に入られたら元も子もないですぜ。

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