これが最後です【てんかん奮闘記⑦】
精神科を受診。
まず1回目の診察。症状を説明すると、2つの病気の可能性を示してくれました。
一つは「統合失調症」。よく聞く名前だと思います。
もう一つは「てんかんに伴う精神病」
なるほどなあと思いました。「あ!教科書で見たことある!」って感じでした。この時期は自分でもわけがわからなくなっていて、図書館や書店でいろいろ専門書を読んでましたから。てんかんってのは本当に複雑で、「精神病を伴うこともある」って書かれてましたね~。
そんなわけで「リスペリドン」という薬を処方してもらいました。
しかし、全く効果はなく…
その後も、何度も外来に行き、最後には「神田橋療法」っていうものを試してみようということに。過去の記憶が蘇る人向けのものだそう。まあ確かにな。デジャヴですから。自閉症の人にも使われるんだとか。
ツムラ(定番ですねw)の漢方薬2種類を一緒に飲んでくださいと言われました。
その時、医師から「これが最後です」と言われました。本当に辛い言葉です。他に方法はないって意味ですね。
今までいろいろ試し、訴え、精神科にも行き、あれこれ自分でも悩んで、医師もがんばってもらったのに、本当におしまいと思った。
医師からは何度も、
「生理的なものの可能性もある」 (?????)
「個性・性格だと思います」 (だからそうやって言わないで!!!)
という話ばかりです。(いや、医師を責めてるわけではないんですが)
「神田橋療法」は1か月続けてくださいと言われ、毎日苦い粉を口の中に入れてゲホゲホしていた(粉薬飲むの苦手なんですw)ですが、やっぱりだめ。何一つ変わらない。
自分の症状は「悪化」しないだけよかったのですが、この病院とはおさらばだなあと思いました。
このとき、発症からまもなく1年が経とうとしているところでした。
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