きみのお金は誰のため 田内学

僕 お金大好きです

家庭を持って子どもが生まれて、車を買って家を買って、人生の大きな買い物をしてお金の不安もあって、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取ったりもしました。
ちょっとわかったつもりになったりしたけど、全然知らないんだな。

これだけ「へー」と思えるということは知識量が圧倒的にたりないよなと思わされました。もうちょっとお金の勉強したいと思います。

「僕らは、良くも悪くもお金に惑わされているんや。このお金という存在を取り払うと、経済の風景もまったく別物に見えてくる。」

「昔は自分たちの手足を動かして助け合うしかない。それでもダメなら我慢するしかない。だからみんなが助け合っていることが直に感じられた。社会に手触りがあった。未来につながるものをつくる人たちに会うことはなくても感謝できた。気づけばお金の魔力に取りつかれてしまった。」

家族があってご近所があって地域があって町があって。共同体単位で協力して生活していた時代はお金がいらなかった。どんどん共同体が解体されて個の時代になっていくにつれて、自分で作れないものをお金を使って取引するようになって、お金が力のあるもののように見えてきた。

お金に振り回されるだけでなく、つながりも失ってしまった。

よくないことばっかりと思えてしまうけれど、そんな中で大事なこと、大切なことを自分の中に作って広げていこう。

明日に続く。

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