成瀬は天下を取りに行く

話題過ぎたのだ読んでみたくなりました。

「めちゃおもろい」

マジメというか素直というか、そんな言葉では表せない成瀬というキャラクター。自分ではしないことをする人。それが成瀬。

みんな友だちになってほしいと思う。でも、周りの人は少し離れてみてる感じ。

ぼくは友だちになりたい。定期的に現状報告をしあいたい。

一番心に残ったのはここ。
「わたしの描く相関図の外で暮らしているひとたちも、それぞれの相関図の中で生きている。これだけ多くの人がいる世界で、線がつながるなんて奇跡みたいな確率だ。」

今までにもこんな言葉を聞いて、「そうだよな」と思っていたけれど、最近は特に人とのつながりや出会いの素敵さに惹かれる。

そんな年頃なのかな。

本の帯の言葉も素敵

辻村深月
「自分が人生のどこかで別れてきた「どこか」「何か」が共鳴する、いとおしい青春小説」

柚木麻子
「可能性に賭けなくていい。可能性を楽しむだけで人生はこんなにも豊かになるのか。

お二人の感性素敵です。

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